(女性泌尿器科-05)排尿時に痛む

排尿時に痛む
ヒリヒリ・しみる感覚

トイレで尿を出すときにヒリヒリする、しみるような痛みがある――このような症状に心当たりはありませんか。排尿時の痛みは一時的な刺激と思われがちですが、尿路や性器の炎症が関係していることがあります。

痛みが続く場合や、頻尿・違和感を伴う場合は、原因を確認しておくことが大切です。

トイレで下腹部を抑え体調不良な女性

このようなお悩みはありませんか
  • 排尿時にヒリヒリと痛む
  • 尿がしみる感じがする
  • 排尿後も違和感が残る
  • 頻尿を伴っている
  • 下腹部に違和感がある
  • 尿のにおいや濁りが気になる
  • 性器周辺にかゆみや痛みがある
  • 症状が何日も続いている

症状から考えられること

排尿時の痛みは、尿道や膀胱の粘膜が刺激されたり、炎症を起こしているサインとして現れることがあります。軽い違和感から強い痛みまで、症状の程度はさまざまです。

一時的に改善しても再発する場合や、他の症状を伴う場合は、原因を整理しておくことが安心につながります。

考えられる主な病気

  • GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)
    閉経に伴う女性ホルモンの低下により、外陰部や膣、尿路に不調があらわれる状態です。
  • MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)
    骨盤周囲の筋肉や筋膜の緊張・こりによって、慢性的な骨盤部の痛みや違和感があらわれる状態です。

膀胱炎
(尿路感染症)

膀胱炎は、細菌感染などにより膀胱に炎症が起こる状態です。トイレが近い、残尿感がある、排尿時に違和感があるといった症状が出ることがあります。

女性は尿道が短いことなどから膀胱炎が起こりやすいとされ、繰り返す方もいます。

放置すると症状が長引くことがあるため、早めの確認が大切です。

当院で行う検査

まずは症状について詳しくお伺いします。

  • 排尿時の痛みや違和感の有無
  • 頻尿、残尿感、血尿の有無
  • 発熱や腰の痛みがないか

そのうえで、

  • 尿検査(細菌・白血球・血尿の有無を確認)

を行い、膀胱炎の可能性を判断します。

症状が強い場合や繰り返している場合には、

  • 尿培養検査(原因菌の特定)
  • 超音波検査
  • GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)を疑い、膣PHを測定

などを追加することもあります。

治療方法

主にお薬による治療が中心です。

  • 抗菌薬
  • 痛みが強い場合は鎮痛薬

を症状に合わせて処方します。

あわせて、

  • 水分をしっかりとる
  • 尿を我慢しない
  • 体を冷やさない

などの生活上の注意をお伝えすることもあります。
多くの場合、数日〜1週間程度で症状は軽くなりますが、自己判断で服薬を中止せず、処方された期間は最後まで内服することが大切です。

またGSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)が疑われる場合、エストロゲン膣錠、陰部の保湿、膣レーザー(膣ハイフ)で治療を行います。

受診の目安

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 排尿時の痛みや違和感がある
  • トイレが近い、残尿感が続く
  • 尿が濁る、血が混じる
  • 下腹部の痛みがある
  • 発熱や背中の痛みを伴う

特に、発熱や腰の痛みがある場合は腎臓まで感染が広がっている可能性もあるため、早めの確認が重要です。

  • 膀胱炎が疑われる場合
    頻尿や残尿感が続く、排尿時の違和感がある場合は早めにご相談ください。
  • 早めの受診が必要な場合
    発熱や強い痛み、血尿を伴う場合は早めの受診をおすすめします。

尿道炎

尿道炎は、尿道に炎症が起こることで排尿時にしみるような痛みや灼熱感が出る病気です。膀胱炎と似た症状が出ることがあります。

排尿の始めや終わりに痛みを感じやすく、違和感が長引く場合もあります。

当院で行う検査

まずは症状について詳しくお伺いします。

  • 排尿時の痛みや違和感の有無
  • 頻尿、残尿感、血尿の有無
  • 発熱や腰の痛みがないか

そのうえで、

  • 尿検査(細菌・白血球・血尿の有無を確認)

を行い、膀胱炎の可能性を判断します。

症状が強い場合や繰り返している場合には、

  • 尿培養検査(原因菌の特定)
  • 超音波検査

などを追加することもあります。

治療方法

主にお薬による治療が中心です。

  • 抗菌薬
  • 痛みが強い場合は鎮痛薬

を症状に合わせて処方します。

あわせて、

  • 水分をしっかりとる
  • 尿を我慢しない
  • 体を冷やさない

などの生活上の注意をお伝えすることもあります。
多くの場合、数日〜1週間程度で症状は軽くなりますが、自己判断で服薬を中止せず、処方された期間は最後まで内服することが大切です。

受診の目安

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 排尿時の痛みや違和感がある
  • トイレが近い、残尿感が続く
  • 尿が濁る、血が混じる
  • 下腹部の痛みがある
  • 発熱や背中の痛みを伴う

特に、発熱や腰の痛みがある場合は腎臓まで感染が広がっている可能性もあるため、早めの確認が重要です。

まとめ

排尿時の痛みは、膀胱や尿道だけでなく、周囲の炎症が原因となっている場合もあります。症状が続く場合は、自己判断せず泌尿器科での確認をご検討ください。