巻爪
巻爪(陥入爪)について
巻爪(陥入爪)は、爪の端が皮膚に食い込み、痛みや炎症を引き起こす状態です。特に足の親指に多くみられ、歩行時の痛みや腫れ、赤みなどの症状が現れます。初期の段階で適切に対応することで、悪化を防ぐことが可能です。
このような場合はご相談ください
- 足の指の爪が食い込んで痛い
- 歩くと強い痛みが出る
- 爪の周囲が赤く腫れている
- 膿が出ている
巻爪の進行と症状
初期
爪の端が皮膚に当たり、押されるような痛みや違和感が出ます。赤みや軽い腫れがみられることがあります。
中等度
炎症が強くなり、歩行時の痛みが増します。爪の周囲が腫れ、滲出液や膿が出ることがあります。
重症
強い炎症や感染を伴い、肉芽(盛り上がった組織)が形成されることがあります。日常生活に大きな支障が出ます。
原因と悪化させる要因
巻爪は、日常生活の習慣や足への負担が重なることで起こりやすくなります。
- 爪の切り方
深爪や丸く切りすぎることで、爪が皮膚に食い込みやすくなります。 - 靴の影響
先の細い靴やサイズの合わない靴が、爪に圧力をかけます。 - 歩き方・姿勢
足先に負担がかかる歩き方が影響することがあります。 - 爪や皮膚の状態
爪が硬い、皮膚が弱い場合も原因になります。
第一に深爪にしすぎず、爪の角をしっかり残しておくことが大切です。
治療
治療では、炎症や痛みを抑え、爪が皮膚に食い込まない状態を目指します。
巻爪の部分が赤く腫れたり、膿が出たりしている場合は、まずは抗生剤の内服や外用を行います。
また、並行して食い込んだ爪を切除する「爪甲除去術」や、ワイヤー矯正や爪が突き刺さっている皮膚をテープで爪から遠ざける「テーピング法」を行います。
日常生活での注意点
- 爪はまっすぐ切り、深爪を避ける
- 足に合った靴を選ぶ
- 爪や足を清潔に保つ
- 痛みがある場合は無理をしない
巻爪は早めの対応が大切です
巻爪は初期の段階で適切に対応することで、悪化を防ぐことができます。痛みや違和感がある場合は、無理をせず早めにご相談ください。