脂漏性角化症

脂漏性角化症について

脂漏性角化症は、主に中高年以降に多くみられる良性の皮膚腫瘍です。顔や体に、茶色から黒色の盛り上がったできものとして現れ、「年齢によるいぼ」などと呼ばれることもあります。多くは健康への影響はありませんが、見た目の変化や炎症を伴う場合があり、ほかの皮膚疾患との区別が重要です。

老人性のイボ(首筋)
このような場合はご相談ください
  • 茶色や黒っぽい盛り上がりがある
  • 表面がざらざら・いぼ状になっている
  • 徐々に数が増えてきた

脂漏性角化症の主な特徴

見た目の特徴

表面がざらついたり、貼り付いたように盛り上がるのが特徴です。色は肌色から茶色、黒色までさまざまです。

できやすい年齢

加齢とともに増えやすく、40代以降でみられることが多いとされています。

良性腫瘍

脂漏性角化症は良性の皮膚腫瘍で、基本的に他人にうつることはありません。

原因と起こりやすい部位

はっきりとした原因は分かっていませんが、加齢や体質が関係していると考えられています。

  • 加齢・体質
    年齢とともに皮膚の変化として現れやすくなります。
  • 紫外線
    長年の紫外線の影響が関係する可能性があります。
  • できやすい部位
    顔、首、胸、背中などに多くみられます。

脂漏性角化症の治療

  • 液体窒素冷凍擬固術(保険適用)
    マイナス196℃で凍らせて除去します。一時的に痛みを感じたり、色素沈着が残りやすいです。
  • 炭酸ガスレーザー(自由診療)
    組織を蒸散させ、精密に除去する方法です。顔、首、腕などの露出部はこちらがオススメです。

気になるできものは一度ご相談ください

脂漏性角化症は良性のできものですが、見た目が似た皮膚疾患もあります。安心して過ごすためにも、気になる変化があれば皮膚科での確認をおすすめします。