ケロイド

ケロイドについて

ケロイドは、けがや手術、ニキビ、虫刺されなどによる皮膚の傷が治る過程で、傷跡が必要以上に盛り上がって大きくなる状態です。赤みや硬さ、かゆみ、痛みを伴うこともあり、時間が経っても自然に小さくならないのが特徴です。体質が関係することが多く、適切な治療によって症状をコントロールすることが可能です。

跡がついた腕
このような場合はご相談ください
  • 傷跡が赤く盛り上がってきた
  • しこりのように硬くなっている
  • かゆみや痛みが続いている
  • 時間が経っても小さくならない
  • 見た目が気になる
  • 同じような傷跡を繰り返している

ケロイドの特徴とタイプ

ケロイド

傷の範囲を超えて広がり、徐々に大きくなるタイプです。赤みやかゆみ、痛みを伴うことがあります。

肥厚性瘢痕

傷の範囲内で盛り上がる状態です。時間とともに落ち着くこともありますが、ケロイドとの区別が必要です。

原因と悪化させる要因

ケロイドは、皮膚の治癒反応が過剰に働くことで起こると考えられています。

  • 体質・遺伝的要因
    家族にケロイド体質の方がいる場合、発症しやすい傾向があります。
  • 皮膚への刺激
    摩擦や引っ張りが加わる部位では悪化しやすくなります。
  • 炎症の持続
    傷の治りが遅れることで、盛り上がりやすくなります。
  • 部位の影響
    胸・肩・耳・あごなどはケロイドができやすい部位です。

治療

ステロイドの局所注射やテープ剤による治療方法が一般的です。
症状に応じて内服治療(トラニラストなど)や圧迫療法を組み合わせて行います。

放置した場合に考えられること

ケロイドを放置すると、徐々に大きくなったり、かゆみや痛みが強くなることがあります。見た目の変化だけでなく、日常生活への支障が出る場合もあります。

再発・くり返しについて

ケロイドは再発しやすい特徴があり、治療後も継続的なケアや経過観察が重要です。自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従うことが大切です。

日常生活での注意点

  • 傷跡を強くこすらない
  • 摩擦や刺激を避ける
  • 紫外線対策を行う
  • 気になる変化があれば早めに相談する

ケロイドは早めの対応が大切です

ケロイドは体質が関係することが多く、早期から適切に対応することで悪化を防ぐことができます。気になる傷跡がある場合は、お早めにご相談ください。