刈谷駅あさのクリニック メインビジュアル

刈谷駅直結。
専門医が叶えるあなたに寄り添い、
結果にこだわる医療。

泌尿器科

皮膚科

美容皮膚科

内科

電車アイコン
JR・名鉄
刈谷駅直結
医療機器アイコン
充実した
医療機器
メニューアイコン
健康診断・
特定検診可能
専門医アイコン
泌尿器科
専門医
看護師 正社員・パート募集 看護師 正社員・パート募集

NEWS

残尿感がある

残尿感がある
排尿後の違和感

排尿したはずなのにまだ尿が残っている感じがする、すぐにまたトイレに行きたくなる――このような残尿感に悩んでいませんか。周囲に相談しづらく、様子を見てしまう方も少なくありません。

残尿感は、膀胱や前立腺、尿路の状態が関係して起こることがあります。違和感が続く場合は、原因を整理しておくことが安心につながります。

うつむきながら洗面台の鏡を見つめる男性

このようなお悩みはありませんか
  • 排尿後もスッキリしない
  • 尿が残っている感じがする
  • 何度もトイレに行きたくなる
  • 排尿後に違和感が残る
  • 下腹部に不快感がある
  • 以前より残尿感を感じる

症状から考えられること

残尿感は、実際に尿が膀胱内に残っている場合だけでなく、尿路や前立腺、膀胱の刺激によって「残っているように感じる」ことで起こることもあります。排尿の仕組みがスムーズに働いていないサインとして現れる場合があります。

頻尿や尿の勢い低下、排尿時の違和感を伴うこともあり、症状の組み合わせによって原因が異なります。違和感が続く場合は、状態を確認しておくと安心です。

考えられる主な病気


急性細菌性前立腺炎

大腸菌などの細菌が尿道から前立腺に侵入し、急激に繁殖することで起こります。前立腺がパンパンに腫れ上がるため、強い症状が出やすいのが特徴です。

38度以上の高熱とともに、排尿時の激しい痛み、頻尿、尿が出にくくなる(尿閉)などの症状が現れます。重症化すると細菌が血液中に流れ込む恐れがあるため、一刻も早い治療が必要です。

当院で行う検査

まずは症状について詳しくお伺いします。

  • 発熱の有無や、痛みの強さ・場所の確認
  • 尿検査(尿中の白血球や細菌の有無を確認)
  • 血液検査(炎症の強さを測るCRPや白血球数の確認)

※急性期は症状悪化を防ぐため、前立腺を強く押す触診は避けます。

症状が強い場合や繰り返している場合には、

  • 尿培養検査(原因菌の特定)
  • 超音波検査

などを追加することがあります。

治療方法

主にお薬による治療が中心です。

薬物療法
  • 適切な抗菌薬(抗生物質)の投与(点滴や内服)
  • 痛みが強い場合は鎮痛薬を併用を症状に合わせて処方します。

高熱や脱水がある場合は、点滴治療や入院加療が必要になることもあります。
多くの場合、数日〜1週間程度で症状は軽くなりますが、抗生剤治療は2〜4週間程度継続する必要がございます。

受診の目安

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 排尿時の痛みや違和感がある
  • トイレが近い、残尿感が続く
  • 尿が濁る、血が混じる
  • 発熱や背中の痛みを伴う

男性の細菌感染は前立腺が関係していることも多く、重症化する場合があります。発熱や尿がでない、腰の痛みを伴う場合は、早めの確認が重要です。

前立腺肥大症

前立腺肥大症は、尿道を取り囲む前立腺が大きくなり、尿道を圧迫して通りを悪くする病気です。加齢による変化の一つですが、放置すると尿が出なくなったり、頻尿になるなどトラブルにつながります。

生活の中で困りごとが増えている場合は、状態を確認しておくことが大切です。

当院で行う検査

まずは詳しい問診が中心になります。

  • 症状の内容(尿の勢い・残尿感・夜間頻尿など)
  • いつ頃から続いているか
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

そのうえで必要に応じて、

  • 尿流測定(尿の勢いをトイレで測定)
  • 残尿測定(排尿後に膀胱内に尿が残っていないか)
  • 超音波検査(前立腺のサイズ、膀胱や腎臓の状態確認)
  • 血液検査(PSA検査によるがんのチェック)

などを行うことがあります。症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRI、膀胱鏡などの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて組み合わせて行います。

生活指導
  • 飲水量の調整
  • アルコールの控えめ
薬物療法

α1遮断薬(尿道を広げる薬)や、5α還元酵素阻害薬(前立腺を小さくする薬)を用いて治療を行います。

受診の目安

次のような場合は、一度受診を検討されることが多いです。

  • 尿の勢いが弱くなった、または途切れる
  • 夜間に何度もトイレで目が覚める
  • 尿をしたあとに、まだ残っている感じが強い
  • 尿が出にくく、生活に支障が出ている
  • 市販薬や生活改善だけでは良くならない

「何度もトイレで目が覚めるのは年のせい」と諦めていませんか?
治療でおしっこの悩みが軽くなると、夜もぐっすり眠れて日々の快適さが大きく変わります。

神経因性膀胱

神経因性膀胱は、排尿に関わる神経の働きが乱れることで、膀胱や尿道の連動がうまくいかなくなる状態です。尿が出にくい、出し切れない、残尿感が強いといった症状として現れることがあります。

体の状態や背景によって症状の出方はさまざまで、日によって波が出ることもあります。排尿のタイミングがつかみにくい、排尿に時間がかかると感じる場合は、原因を整理することが大切です。

放置すると残尿が増え、違和感や感染につながる場合もあるため、気になる変化が続く場合は早めの確認が安心です。

当院で行う検査

神経因性膀胱が疑われる場合は、まず症状の経過や生活への影響について詳しくお伺いします。排尿のしづらさや残尿感の有無、排尿にかかる時間などを確認し、現在の状態を整理します。

  • 排尿の出にくさ・残尿感の有無
  • 症状が出始めた時期
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

必要に応じて尿検査や超音波検査を行い、残尿量や膀胱の状態を評価します。
背景にある病気や神経の影響が疑われる場合は、追加検査を検討することもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて治療方針を決定します。主に排尿をスムーズにするためのお薬を使用しながら、残尿が多い場合は経過を見つつ治療内容を調整します。

薬物療法
  • 膀胱の過緊張を抑える薬(β3刺激薬や抗コリン薬)
  • 排尿を助けるお薬(ジスチグミン臭化物)
  • 残尿を減らす目的のお薬(α1遮断薬)
生活指導
  • 排尿のタイミングを整える工夫
  • 水分摂取のバランス調整
  • 排尿姿勢や腹圧のかけ方の見直し

症状が強い場合や改善が乏しい場合には、より詳しい評価が必要となることがあり、その際は適切な医療機関をご案内します。

受診の目安

  • 尿が出にくい、出るまで時間がかかる
  • 排尿後もスッキリしない感じが続く
  • 尿が途中で途切れる
  • 頻繁にトイレに行きたくなる
  • 残尿感や違和感が続く

こうした症状が続く場合は、早めにご相談ください。状態を確認することで、今後の対策を立てやすくなります。

  • 神経因性膀胱が疑われる場合
    尿が出にくい状態が続く、残尿感が強い、排尿に時間がかかる場合はご相談ください。
  • 早めの受診が必要な場合
    尿がほとんど出ない状態や、強い下腹部の張り・痛みを伴う場合は、早めの受診をおすすめします。

慢性前立腺炎

慢性前立腺炎では、前立腺の慢性的な炎症により、排尿後の違和感や残尿感が続くことがあります。明確な異常が見つかりにくい場合もあり、症状として残尿感が前面に出ることがあります。

下腹部や会陰部の不快感を伴うこともあり、長引く違和感として自覚されるケースがあります。

気になる症状が続く場合は、状態を確認しておくことが大切です。

当院で行う検査

まずは症状や経過について詳しくお伺いします。

  • 排尿後の違和感や残尿感の有無
  • 下腹部・会陰部の不快感や痛み
  • 症状が出始めた時期
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

そのうえで必要に応じて、

  • 尿検査(感染や血尿の有無を確認)
  • 残尿測定
  • 超音波検査(前立腺や膀胱の状態確認)

を行い、他の疾患が隠れていないかも含めて評価します。

治療方法

症状の程度や経過に合わせて治療方針を決定します。慢性前立腺炎は長引くケースもあるため、状態を見ながら無理のない治療を行います。

薬物療法
  • 炎症を抑えるお薬
  • 排尿を助けるお薬
  • 痛みや不快感を和らげるお薬
生活指導
  • 長時間の座位を避ける工夫
  • 冷えを防ぐ生活習慣
  • 刺激物やアルコールの控えめ
  • 排尿習慣の見直し

症状が続く場合や改善が乏しい場合には、追加検査や専門医療機関へのご紹介を行うことがあります。

受診の目安

次のような症状が続く場合は、一度ご相談ください。

  • 排尿後の違和感や残尿感が続く
  • 下腹部や会陰部の不快感が長引いている
  • 排尿に時間がかかる
  • 症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す
  • 日常生活に支障が出ている

慢性的な症状でも、状態を整理することで改善につながるケースがあります。気になる変化があれば早めの確認がおすすめです。

  • 慢性前立腺炎が疑われる場合
    残尿感や排尿後の違和感が長く続く場合はご相談ください。

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎は、膀胱の粘膜が薄くなるなどの原因で、尿が溜まる際に下腹部に激しい痛みや強い尿意(尿意亢進)を感じる病気です。細菌感染による一般的な膀胱炎とは異なり、抗生物質が効かないのが特徴です。

当院で行う検査

  • 問診(痛みが出るタイミング、1日の排尿回数)
  • 尿検査
  • 排尿日誌(数日間、飲んだ水の量と排尿した量・時間を記録)
  • 膀胱鏡検査(特有の炎症(ハンナ病変)の確認)

治療方法

  • 食事療法(刺激物(スパイス、柑橘類、アルコール、カフェインなど)を控える)
  • 薬物療法(膀胱粘膜を保護するお薬や、痛み・過敏を抑えるお薬)
  • 膀胱水圧拡張術(麻酔下で膀胱に水分を注入し広げる)

受診の目安

  • 常に強い尿意があり、1日に何度もトイレに行く
  • 尿が溜まると下腹部や尿道付近が痛む
  • 特定の食べ物や飲み物で症状が悪化する気がする

MUFS
(筋膜性頻尿症候群)/
MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)

頻尿や残尿感がありながら、検査をしても膀胱や前立腺に異常が見つからない場合、骨盤周りの筋肉や筋膜の硬直が原因となっている可能性があります。これを「MUFS(筋膜性頻尿症候群)」または「MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)」と呼びます。

近年になって解明が進んできていますが、今でも慢性前立腺炎や慢性膀胱炎などと言われ、適切な治療がされていない患者様は多くいらっしゃいます。

当院で行う検査

まずは詳しい問診に加え、筋肉の状態を確認することが重要になります。

  • 症状の内容(頻尿、残尿感、下腹部や会陰部の違和感・鈍痛など)
  • 生活習慣(デスクワークの長さ、運動習慣、ストレスの有無)
  • 過去の治療歴(お薬の効果があったかどうか)

そのうえで必要に応じて、

  • 触診(骨盤周りの筋肉(下腹部、内もも、臀部など)にトリガーポイントがないかを確認)
  • 尿検査・超音波検査(膀胱炎や結石、癌など他の病気が隠れていないかを除外)
  • 残尿測定(実際に尿が残っているのか、感覚的なものかを客観的に判断)

症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRIなどの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

筋肉の緊張をほぐし、神経の過敏を抑えるアプローチを組み合わせて行います。

理学療法・ストレッチ
  • 骨盤底筋の弛緩トレーニング(鍛えるのではなく「緩める」練習)
  • 股関節・臀部のストレッチ(筋膜のこわばりを解消)
生活指導
  • 長時間のデスクワークや同一姿勢の改善(こまめに動く)
  • 冷え対策(入浴による温熱効果)
  • ストレス管理(リラクゼーション)
薬物療法・その他
  • 筋弛緩薬(ボトックスにより筋肉の過剰な緊張を和らげます)(自費治療)
  • 漢方薬(血流改善・内臓の過敏を抑える処方)
  • 鎮痛薬(痛みや違和感が強い場合に一時的に併用)
  • 筋膜リリース(生理食塩水により筋膜をはがす)(自費治療)

受診の目安

次のような場合は、筋肉や筋膜に原因があるかもしれません。

  • 尿検査や一般的な頻尿の薬で改善が見られない
  • 座りっぱなしの仕事が多く、腰痛や股関節の硬さを感じている
  • 朝よりも、夕方や疲れが溜まった時に症状が強くなる
  • 下腹部や股関節周りを押すと、じわっと響くような痛みや尿意を感じる
  • 病院で「異常なし」と言われたが、不快な症状が続いている

MUFS/MPPSは適切なリラクゼーションと治療で改善が可能な病態です。気になる症状があれば、まずはお話をお聞かせください。

まとめ

残尿感は、尿が実際に残っている場合だけでなく、尿路や前立腺の刺激によって感じることもあります。違和感が続く場合は、泌尿器科で一度確認しておくと安心です。

トイレが近い

トイレが近い
頻尿の悩み

日中や夜間にトイレへ行く回数が増えた、外出先でもトイレの場所が気になる――このような頻尿の症状に悩んでいませんか。生活の中で気づきやすい一方、年齢や体質のせいだと見過ごされやすい傾向があります。

頻尿の背景には、膀胱や前立腺の働きの変化、炎症などが関係していることがあります。症状の出方や続き方を整理することが大切です。

半開きのトイレのドアとスリッパ

このようなお悩みはありませんか
  • トイレに行く回数が増えた
  • 外出中もトイレが気になる
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 急に尿意を感じる
  • 我慢しにくくなった
  • 排尿量は少ないのに回数が多い
  • 仕事や睡眠に影響している

症状から考えられること

トイレが近い症状は、膀胱が尿をためる働きが弱くなっていたり、刺激に対して過敏に反応している場合に起こることがあります。また、排尿後に尿が残ることで、結果的に回数が増えるケースもあります。

日中だけでなく夜間にも頻繁にトイレに起きる場合や、急な尿意を繰り返す場合は、背景にある原因を整理しておくと安心です。

考えられる主な病気

前立腺肥大症

前立腺肥大症は、尿道を取り囲む前立腺が大きくなり、尿道を圧迫して通りを悪くする病気です。加齢による変化の一つですが、放置すると尿が出なくなったり、頻尿になるなどトラブルにつながります。

生活の中で困りごとが増えている場合は、状態を確認しておくことが大切です。

当院で行う検査

まずは詳しい問診が中心になります。

  • 症状の内容(尿の勢い・残尿感・夜間頻尿など)
  • いつ頃から続いているか
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

そのうえで必要に応じて、

  • 尿流測定(尿の勢いをトイレで測定)
  • 残尿測定(排尿後に膀胱内に尿が残っていないか)
  • 超音波検査(前立腺のサイズ、膀胱や腎臓の状態確認)
  • 血液検査(PSA検査によるがんのチェック)

などを行うことがあります。症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRI、膀胱鏡などの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて組み合わせて行います。

生活指導
  • 飲水量の調整
  • アルコールの控えめ
薬物療法

α1遮断薬(尿道を広げる薬)や、5α還元酵素阻害薬(前立腺を小さくする薬)を用いて治療を行います。

受診の目安

次のような場合は、一度受診を検討されることが多いです。

  • 尿の勢いが弱くなった、または途切れる
  • 夜間に何度もトイレで目が覚める
  • 尿をしたあとに、まだ残っている感じが強い
  • 尿が出にくく、生活に支障が出ている
  • 市販薬や生活改善だけでは良くならない

「何度もトイレで目が覚めるのは年のせい」と諦めていませんか?
治療でおしっこの悩みが軽くなると、夜もぐっすり眠れて日々の快適さが大きく変わります。

過活動膀胱

過活動膀胱は、膀胱が過敏になり、尿が十分に溜まっていなくても強い尿意を感じる状態です。突然トイレに行きたくなる、我慢しにくいといった症状が目立つことがあります。

頻尿が続くことで外出が不安になったり、夜間に何度も目が覚めて睡眠に影響するケースもあります。

生活の中で困りごとが増えている場合は、状態を確認しておくことが大切です。

当院で行う検査

まずは詳しい問診が中心になります。

  • 症状の内容(頻尿・尿意切迫感・夜間頻尿など)
  • いつ頃から続いているか
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

そのうえで必要に応じて、

  • 尿検査(感染や血尿の有無を確認)
  • 残尿測定(排尿後に膀胱内に尿が残っていないか)
  • 超音波検査(膀胱や腎臓、前立腺(男性のみ)の状態確認)

などを行うことがあります。
症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRI、膀胱鏡などの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて組み合わせて行います。

生活指導
  • 水分のとり方の調整
  • カフェインやアルコールの控えめ
  • 膀胱トレーニング
  • 骨盤底筋体操

など、日常生活の見直しから始めることがあります。

薬物療法

抗コリン薬(膀胱の過剰な収縮を抑える薬)や、β3受容体作動薬(膀胱をゆるめて尿をためやすくする薬)を用いて治療を行います。

受診の目安

次のような場合は、一度受診をお勧めします。

  • 急な尿意や頻尿が続いている
  • 夜間に何度もトイレで目が覚める
  • 外出が不安になるほど尿意が強い
  • 我慢が難しく、生活に支障が出ている
  • 市販薬や生活改善だけでは良くならない

「年齢のせいかな」と我慢される方も多いですが、早めに相談することで楽になるケースも少なくありません。

尿路感染症(膀胱炎など)

尿路感染症は、細菌感染などにより尿道や膀胱に炎症が起こる病気です。男性では頻度は高くないものの、起こる場合には背景に尿の通り道のトラブル(尿が出にくい、残尿が多いなど)が関係していることがあります。

排尿時の痛み(しみる・ヒリヒリする)、頻尿、残尿感、尿のにごりやにおいなどが見られることがあります。症状が強い場合や、発熱・背中(腰)の痛みを伴う場合は、腎盂腎炎など上部尿路の感染が疑われることもあります。

放置すると悪化したり長引いたりすることがあるため、早めの確認が大切です。

当院で行う検査

症状の経過や生活への影響について詳しくお伺いします。
排尿時の痛みや違和感、頻尿、残尿感、血尿の有無などを確認します。

必要に応じて、

  • 尿検査(細菌や血尿の有無を確認)
  • 尿培養検査(原因となる菌の特定)
  • 超音波検査(膀胱や腎臓の状態確認)

を行い、炎症の程度や他の疾患がないかを評価します。
症状を繰り返している場合は、背景にある原因についても確認します。

治療方法

原因となる細菌に対して抗菌薬による治療を行い、症状に応じて痛みや不快感を和らげるお薬を使用することもあります。
あわせて、水分のとり方や排尿を我慢しないことなど、日常生活の中で気をつけていただきたい点についてもご説明します。

症状が軽く見える場合でも、途中で内服を中止すると再発の原因になることがあるため、処方されたお薬は指示された期間、最後まで服用することが大切です。

経過をみながら治療を進め、発熱を伴う場合や症状が長引く場合などには、必要に応じて専門医療機関と連携して対応します。

受診の目安

次のような症状がみられる場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 排尿時の痛みや違和感がある
  • トイレが近い、残尿感が続く
  • 尿が濁る、血が混じる
  • 下腹部の痛みがある
  • 発熱や背中の痛みを伴う

特に、発熱や腰・背中の痛みを伴う場合は、腎臓まで感染が広がっている可能性もあります。
症状が軽く見えても、繰り返す場合は原因の確認が重要です。

  • 尿路感染症が疑われる場合
    排尿時の違和感や頻尿がある場合はご相談ください。

膀胱がん

膀胱がんは、膀胱の内側の粘膜から発生するがんです。最も多い初期症状は「痛みなどの症状を伴わない血尿」で、早期に発見できれば内視鏡による手術で治療が可能です。

当院で行う検査

血尿の有無と腫瘍の有無を段階的に確認します。

  • 問診(血尿の有無、排尿時の痛みの有無、喫煙歴(喫煙は最大のリスク要因))
  • 尿検査・尿細胞診(尿の中にがん細胞が混じっていないかを詳しく調べます)
  • 超音波検査(膀胱内に腫瘍が突出していないかを確認)
  • 膀胱鏡検査(内視鏡を挿入し、膀胱の内部を直接観察)
  • CT・MRI検査(必要に応じて近隣の総合医療機関にご紹介)

治療方法

  • TURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術):尿道から電気メスで腫瘍を削る治療。
  • 膀胱内注入療法(抗がん剤やBCGを膀胱内に直接注入)

診断がついた場合や上記治療が必要となれば、迅速に近隣の総合医療機関にご紹介します。

受診の目安

  • 尿の色が赤、または茶褐色になった(一度きりで止まった場合も要注意)
  • 健康診断の尿検査で、何度も「潜血(血尿)」を指摘される
  • 頻尿や排尿時の痛みが、抗生物質を飲んでもなかなか治らない

「一度きりの血尿だから」「痛くないから」と放置せず、念のため受診しておきましょう。

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎は、膀胱の粘膜が薄くなるなどの原因で、尿が溜まる際に下腹部に激しい痛みや強い尿意(尿意亢進)を感じる病気です。細菌感染による一般的な膀胱炎とは異なり、抗生物質が効かないのが特徴です。

当院で行う検査

他の疾患を除外しながら、間質性膀胱炎特有の症状を確認します。

  • 痛みが出るタイミング(尿が溜まった時に痛み、出すと楽になるか)
  • 1日の排尿回数(非常に多い頻尿がみられることがあります)
  • 食事による症状の悪化があるか

そのうえで必要に応じて、

  • 尿検査(細菌感染がないことを確認)
  • 排尿日誌(数日間、飲んだ水の量と排尿した量・時間を記録)
  • 膀胱鏡検査(膀胱内に特有の炎症(ハンナ病変)や出血がないかを確認)

治療方法

生活習慣の改善とお薬による治療を並行して行います。

  • 食事療法・生活指導(刺激物(強いスパイス、高カリウム食品、柑橘類、アルコール、カフェインなど)を控える)
  • 薬物療法(膀胱粘膜を保護するお薬や、痛み・過敏を抑えるお薬)
  • 膀胱水圧拡張術(麻酔下で膀胱に水分を注入し、縮まった膀胱を広げる治療)

受診の目安

  • 尿が溜まると下腹部や尿道付近が痛む
  • 常に強い尿意があり、1日に何度も(15回以上など)トイレに行く
  • 膀胱炎のような症状が数ヶ月続いており、お薬を飲んでも治らない
  • 特定の食べ物や飲み物を摂ると、尿トラブルが悪化する気がする

MUFS
(筋膜性頻尿症候群)/
MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)

頻尿や残尿感がありながら、検査をしても膀胱や前立腺に異常が見つからない場合、骨盤周りの筋肉や筋膜の硬直が原因となっている可能性があります。これを「MUFS(筋膜性頻尿症候群)」または「MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)」と呼びます。

近年になって解明が進んできていますが、今でも慢性前立腺炎や慢性膀胱炎などと言われ、適切な治療がされていない患者様は多くいらっしゃいます。

当院で行う検査

まずは詳しい問診に加え、筋肉の状態を確認することが重要になります。

  • 症状の内容(頻尿、残尿感、下腹部や会陰部の違和感・鈍痛など)
  • 生活習慣(デスクワークの長さ、運動習慣、ストレスの有無)
  • 過去の治療歴(お薬の効果があったかどうか)

そのうえで必要に応じて、

  • 触診(骨盤周りの筋肉(下腹部、内もも、臀部など)にトリガーポイントがないかを確認)
  • 尿検査・超音波検査(膀胱炎や結石、癌など他の病気が隠れていないかを除外)
  • 残尿測定(実際に尿が残っているのか、感覚的なものかを客観的に判断)

症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRIなどの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

筋肉の緊張をほぐし、神経の過敏を抑えるアプローチを組み合わせて行います。

理学療法・ストレッチ
  • 骨盤底筋の弛緩トレーニング(鍛えるのではなく「緩める」練習)
  • 股関節・臀部のストレッチ(筋膜のこわばりを解消)
生活指導
  • 長時間のデスクワークや同一姿勢の改善(こまめに動く)
  • 冷え対策(入浴による温熱効果)
  • ストレス管理(リラクゼーション)
薬物療法・その他
  • 筋弛緩薬(ボトックスにより筋肉の過剰な緊張を和らげます)(自費治療)
  • 漢方薬(血流改善・内臓の過敏を抑える処方)
  • 鎮痛薬(痛みや違和感が強い場合に一時的に併用)
  • 筋膜リリース(生理食塩水により筋膜をはがす)(自費治療)

受診の目安

次のような場合は、筋肉や筋膜に原因があるかもしれません。

  • 尿検査や一般的な頻尿の薬で改善が見られない
  • 座りっぱなしの仕事が多く、腰痛や股関節の硬さを感じている
  • 朝よりも、夕方や疲れが溜まった時に症状が強くなる
  • 下腹部や股関節周りを押すと、じわっと響くような痛みや尿意を感じる
  • 病院で「異常なし」と言われたが、不快な症状が続いている

MUFS/MPPSは適切なリラクゼーションと治療で改善が可能な病態です。気になる症状があれば、まずはお話をお聞かせください。

まとめ

トイレが近い症状は、膀胱や前立腺の働きの変化、炎症などが関係していることがあります。気になる頻尿が続く場合は、泌尿器科で一度相談してみてください。

尿が漏れる

尿が漏れる
尿失禁の悩み

トイレまで間に合わず尿が漏れてしまう、気づかないうちに下着が濡れている――このような尿漏れの症状に心当たりはありませんか。年齢のせいと思って我慢している方も少なくありません。

男性の尿漏れは、前立腺や膀胱の働きが関係していることがあります。症状の出方によって考えられる原因が異なるため、整理して考えることが大切です。

下腹部に違和感があり悩む男性

このようなお悩みはありませんか
  • 急に尿意を感じて間に合わない
  • トイレ後に尿が少し漏れる
  • 下着が濡れることがある
  • 外出中の尿漏れが不安
  • 以前より尿トラブルが増えた
  • 年齢とともに症状が気になる

症状から考えられること

尿漏れは、膀胱が過敏になっていたり、尿の通り道がうまく働いていないことで起こることがあります。前立腺の影響や、膀胱・神経の働きが関係している場合もあります。

少量の尿漏れでも、生活の質に影響が出ている場合は、原因を確認しておくことが安心につながります。

考えられる主な病気

前立腺肥大症

前立腺肥大症は、尿道を取り囲む前立腺が大きくなり、尿道を圧迫して通りを悪くする病気です。加齢による変化の一つですが、放置すると尿が出なくなったり、頻尿になるなどトラブルにつながります。

生活の中で困りごとが増えている場合は、状態を確認しておくことが大切です。

当院で行う検査

まずは詳しい問診が中心になります。

  • 症状の内容(尿の勢い・残尿感・夜間頻尿など)
  • いつ頃から続いているか
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

そのうえで必要に応じて、

  • 尿流測定(尿の勢いをトイレで測定)
  • 残尿測定(排尿後に膀胱内に尿が残っていないか)
  • 超音波検査(前立腺のサイズ、膀胱や腎臓の状態確認)
  • 血液検査(PSA検査によるがんのチェック)

などを行うことがあります。症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRI、膀胱鏡などの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて組み合わせて行います。

生活指導
  • 飲水量の調整
  • アルコールの控えめ
薬物療法

α1遮断薬(尿道を広げる薬)や、5α還元酵素阻害薬(前立腺を小さくする薬)を用いて治療を行います。

受診の目安

次のような場合は、一度受診を検討されることが多いです。

  • 尿の勢いが弱くなった、または途切れる
  • 夜間に何度もトイレで目が覚める
  • 尿をしたあとに、まだ残っている感じが強い
  • 尿が出にくく、生活に支障が出ている
  • 市販薬や生活改善だけでは良くならない

「何度もトイレで目が覚めるのは年のせい」と諦めていませんか?
治療でおしっこの悩みが軽くなると、夜もぐっすり眠れて日々の快適さが大きく変わります。

神経因性膀胱

神経因性膀胱は、排尿に関わる神経の働きが乱れることで、膀胱や尿道の連動がうまくいかなくなる状態です。尿が出にくい、出し切れない、残尿感が強いといった症状として現れることがあります。

体の状態や背景によって症状の出方はさまざまで、日によって波が出ることもあります。排尿のタイミングがつかみにくい、排尿に時間がかかると感じる場合は、原因を整理することが大切です。

放置すると残尿が増え、違和感や感染につながる場合もあるため、気になる変化が続く場合は早めの確認が安心です。

当院で行う検査

神経因性膀胱が疑われる場合は、まず症状の経過や生活への影響について詳しくお伺いします。排尿のしづらさや残尿感の有無、排尿にかかる時間などを確認し、現在の状態を整理します。

  • 排尿の出にくさ・残尿感の有無
  • 症状が出始めた時期
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

必要に応じて尿検査や超音波検査を行い、残尿量や膀胱の状態を評価します。
背景にある病気や神経の影響が疑われる場合は、追加検査を検討することもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて治療方針を決定します。主に排尿をスムーズにするためのお薬を使用しながら、残尿が多い場合は経過を見つつ治療内容を調整します。

薬物療法
  • 膀胱の過緊張を抑える薬(β3刺激薬や抗コリン薬)
  • 排尿を助けるお薬(ジスチグミン臭化物)
  • 残尿を減らす目的のお薬(α1遮断薬)
生活指導
  • 排尿のタイミングを整える工夫
  • 水分摂取のバランス調整
  • 排尿姿勢や腹圧のかけ方の見直し

症状が強い場合や改善が乏しい場合には、より詳しい評価が必要となることがあり、その際は適切な医療機関をご案内します。

受診の目安

  • 尿が出にくい、出るまで時間がかかる
  • 排尿後もスッキリしない感じが続く
  • 尿が途中で途切れる
  • 頻繁にトイレに行きたくなる
  • 残尿感や違和感が続く

こうした症状が続く場合は、早めにご相談ください。状態を確認することで、今後の対策を立てやすくなります。

  • 神経因性膀胱が疑われる場合
    尿が出にくい状態が続く、残尿感が強い、排尿に時間がかかる場合はご相談ください。
  • 早めの受診が必要な場合
    尿がほとんど出ない状態や、強い下腹部の張り・痛みを伴う場合は、早めの受診をおすすめします。

過活動膀胱

過活動膀胱は、膀胱が過敏になり、尿が十分に溜まっていなくても強い尿意を感じる状態です。突然トイレに行きたくなる、我慢しにくいといった症状が目立つことがあります。

頻尿が続くことで外出が不安になったり、夜間に何度も目が覚めて睡眠に影響するケースもあります。

生活の中で困りごとが増えている場合は、状態を確認しておくことが大切です。

当院で行う検査

まずは詳しい問診が中心になります。

  • 症状の内容(頻尿・尿意切迫感・夜間頻尿など)
  • いつ頃から続いているか
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

そのうえで必要に応じて、

  • 尿検査(感染や血尿の有無を確認)
  • 残尿測定(排尿後に膀胱内に尿が残っていないか)
  • 超音波検査(膀胱や腎臓、前立腺(男性のみ)の状態確認)

などを行うことがあります。
症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRI、膀胱鏡などの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて組み合わせて行います。

生活指導
  • 水分のとり方の調整
  • カフェインやアルコールの控えめ
  • 膀胱トレーニング
  • 骨盤底筋体操

など、日常生活の見直しから始めることがあります。

薬物療法

抗コリン薬(膀胱の過剰な収縮を抑える薬)や、β3受容体作動薬(膀胱をゆるめて尿をためやすくする薬)を用いて治療を行います。

受診の目安

次のような場合は、一度受診をお勧めします。

  • 急な尿意や頻尿が続いている
  • 夜間に何度もトイレで目が覚める
  • 外出が不安になるほど尿意が強い
  • 我慢が難しく、生活に支障が出ている
  • 市販薬や生活改善だけでは良くならない

「年齢のせいかな」と我慢される方も多いですが、早めに相談することで楽になるケースも少なくありません。

まとめ

男性の尿漏れは、前立腺や膀胱、神経の働きが関係していることが多く、症状に応じた対応が可能です。気になる尿漏れが続く場合は、我慢せず泌尿器科での相談をご検討ください。

排尿時に痛む

排尿時に痛む
排尿痛の悩み

排尿のたびにツーンとしみる、焼けるように痛む、排尿後も違和感が残る――このような症状はありませんか。排尿時の痛み(排尿痛)は、体調や一時的な刺激と思って様子を見てしまう方もいますが、炎症や感染が関係していることもあります。

痛みの程度や続く期間、ほかの症状(頻尿・残尿感・発熱・分泌物など)によって考えられる原因は変わります。悪化や広がりを防ぐためにも、早めに状態を整理しておくことが大切です。

下腹部に違和感があり悩む男性

このようなお悩みはありませんか
  • 排尿のときにしみる・痛む
  • 排尿後もヒリヒリ感が残る
  • 尿が近い・回数が増えた
  • 残尿感がある
  • 尿が濁る・においが気になる
  • 尿道にかゆみや違和感がある
  • 発熱やだるさを伴うことがある

症状から考えられること

排尿時の痛みは、尿道や膀胱の粘膜が刺激されたり、炎症を起こしているサインとして現れることがあります。軽い違和感から強い痛みまで、症状の程度はさまざまです。
一時的に改善しても再発する場合や、他の症状を伴う場合は、原因を整理しておくことが安心につながります。

考えられる主な病気



急性細菌性前立腺炎

大腸菌などの細菌が尿道から前立腺に侵入し、急激に繁殖することで起こります。前立腺がパンパンに腫れ上がるため、強い症状が出やすいのが特徴です。

38度以上の高熱とともに、排尿時の激しい痛み、頻尿、尿が出にくくなる(尿閉)などの症状が現れます。重症化すると細菌が血液中に流れ込む恐れがあるため、一刻も早い治療が必要です。

当院で行う検査

まずは症状について詳しくお伺いします。

  • 発熱の有無や、痛みの強さ・場所の確認
  • 尿検査(尿中の白血球や細菌の有無を確認)
  • 血液検査(炎症の強さを測るCRPや白血球数の確認)

※急性期は症状悪化を防ぐため、前立腺を強く押す触診は避けます。

症状が強い場合や繰り返している場合には、

  • 尿培養検査(原因菌の特定)
  • 超音波検査

などを追加することがあります。

治療方法

主にお薬による治療が中心です。

薬物療法
  • 適切な抗菌薬(抗生物質)の投与(点滴や内服)
  • 痛みが強い場合は鎮痛薬を併用を症状に合わせて処方します。

高熱や脱水がある場合は、点滴治療や入院加療が必要になることもあります。
多くの場合、数日〜1週間程度で症状は軽くなりますが、抗生剤治療は2〜4週間程度継続する必要がございます。

受診の目安

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 排尿時の痛みや違和感がある
  • トイレが近い、残尿感が続く
  • 尿が濁る、血が混じる
  • 発熱や背中の痛みを伴う

男性の細菌感染は前立腺が関係していることも多く、重症化する場合があります。発熱や尿がでない、腰の痛みを伴う場合は、早めの確認が重要です。

尿道炎

尿道炎は、尿道に炎症が起こることで排尿時にしみるような痛みや灼熱感が出る病気です。膀胱炎と似た症状が出ることがあります。排尿の始めや終わりに痛みを感じやすく、違和感が長引く場合もあります。

当院で行う検査

まずは症状について詳しくお伺いします。

  • 排尿時の痛みや違和感の有無
  • 頻尿、残尿感、血尿の有無
  • 発熱や腰の痛みがないか

そのうえで、

  • 尿検査(細菌・白血球・血尿の有無を確認)

を行い、膀胱炎の可能性を判断します。
症状が強い場合や繰り返している場合には、

  • 尿培養検査(原因菌の特定)
  • 超音波検査

などを追加することもあります。

治療方法

主にお薬による治療が中心です。

  • 抗菌薬
  • 痛みが強い場合は鎮痛薬

を症状に合わせて処方します。

あわせて、

  • 水分をしっかりとる
  • 尿を我慢しない
  • 体を冷やさない

などの生活上の注意をお伝えすることもあります。
多くの場合、数日〜1週間程度で症状は軽くなりますが、自己判断で服薬を中止せず、処方された期間は最後まで内服することが大切です。

受診の目安

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 排尿時の痛みや違和感がある
  • トイレが近い、残尿感が続く
  • 尿が濁る、血が混じる
  • 下腹部の痛みがある
  • 発熱や背中の痛みを伴う

特に、発熱や腰の痛みがある場合は腎臓まで感染が広がっている可能性もあるため、早めの確認が重要です。

MUFS
(筋膜性頻尿症候群)/
MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)

頻尿や残尿感がありながら、検査をしても膀胱や前立腺に異常が見つからない場合、骨盤周りの筋肉や筋膜の硬直が原因となっている可能性があります。これを「MUFS(筋膜性頻尿症候群)」または「MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)」と呼びます。

近年になって解明が進んできていますが、今でも慢性前立腺炎や慢性膀胱炎などと言われ、適切な治療がされていない患者様は多くいらっしゃいます。

当院で行う検査

まずは詳しい問診に加え、筋肉の状態を確認することが重要になります。

  • 症状の内容(頻尿、残尿感、下腹部や会陰部の違和感・鈍痛など)
  • 生活習慣(デスクワークの長さ、運動習慣、ストレスの有無)
  • 過去の治療歴(お薬の効果があったかどうか)

そのうえで必要に応じて、

  • 触診(骨盤周りの筋肉(下腹部、内もも、臀部など)にトリガーポイントがないかを確認)
  • 尿検査・超音波検査(膀胱炎や結石、癌など他の病気が隠れていないかを除外)
  • 残尿測定(実際に尿が残っているのか、感覚的なものかを客観的に判断)

症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRIなどの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

筋肉の緊張をほぐし、神経の過敏を抑えるアプローチを組み合わせて行います。

理学療法・ストレッチ
  • 骨盤底筋の弛緩トレーニング(鍛えるのではなく「緩める」練習)
  • 股関節・臀部のストレッチ(筋膜のこわばりを解消)
生活指導
  • 長時間のデスクワークや同一姿勢の改善(こまめに動く)
  • 冷え対策(入浴による温熱効果)
  • ストレス管理(リラクゼーション)
薬物療法・その他
  • 筋弛緩薬(ボトックスにより筋肉の過剰な緊張を和らげます)(自費治療)
  • 漢方薬(血流改善・内臓の過敏を抑える処方)
  • 鎮痛薬(痛みや違和感が強い場合に一時的に併用)
  • 筋膜リリース(生理食塩水により筋膜をはがす)(自費治療)

受診の目安

次のような場合は、筋肉や筋膜に原因があるかもしれません。

  • 尿検査や一般的な頻尿の薬で改善が見られない
  • 座りっぱなしの仕事が多く、腰痛や股関節の硬さを感じている
  • 朝よりも、夕方や疲れが溜まった時に症状が強くなる
  • 下腹部や股関節周りを押すと、じわっと響くような痛みや尿意を感じる
  • 病院で「異常なし」と言われたが、不快な症状が続いている

MUFS/MPPSは適切なリラクゼーションと治療で改善が可能な病態です。気になる症状があれば、まずはお話をお聞かせください。

まとめ

排尿時の痛みは、膀胱や尿道だけでなく、周囲の炎症が原因となっている場合もあります。症状が続く場合は、自己判断せず泌尿器科での確認をご検討ください。

尿が出にくい

尿が出にくい
排尿の悩み

尿が出るまでに時間がかかる、勢いが弱い、途中で途切れる――このような排尿の変化に気づいていませんか。年齢のせいだと思って様子を見る方も多いですが、尿が出にくい症状は、排尿の通り道や膀胱の働きの変化が関係していることがあります。

早めに原因を整理しておくことで、悪化の予防や安心につながります。気になる変化が続く場合は、泌尿器科で一度確認することをおすすめします。

テラス席に座る男性の後ろ姿

このようなお悩みはありませんか
  • 尿の勢いが弱くなった
  • 排尿が途中で途切れる
  • 排尿に時間がかかる
  • 排尿後もスッキリしない
  • いきみが必要になった
  • 日中もトイレが気になる
  • 夜間に排尿で起きることがある

症状から考えられること

尿が出にくい症状は、尿の通り道が狭くなっていたり、膀胱の収縮が弱くなっていたりするサインとして現れることがあります。単なる水分量や体調の問題に見えても、排尿の仕組みそのものの変化が関係している場合もあります。

進行すると、残尿感や頻尿、夜間頻尿につながることもあります。無理にいきむ状態が続く場合は、原因を確認しておくと安心です。

考えられる主な病気

前立腺肥大症

前立腺肥大症は、尿道を取り囲む前立腺が大きくなり、尿道を圧迫して通りを悪くする病気です。加齢による変化の一つですが、放置すると尿が出なくなったり、頻尿になるなどトラブルにつながります。

生活の中で困りごとが増えている場合は、状態を確認しておくことが大切です。

当院で行う検査

まずは詳しい問診が中心になります。

  • 症状の内容(尿の勢い・残尿感・夜間頻尿など)
  • いつ頃から続いているか
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

そのうえで必要に応じて、

  • 尿流測定(尿の勢いをトイレで測定)
  • 残尿測定(排尿後に膀胱内に尿が残っていないか)
  • 超音波検査(前立腺のサイズ、膀胱や腎臓の状態確認)
  • 血液検査(PSA検査によるがんのチェック)

などを行うことがあります。症状が強い場合や他の病気が疑われる場合は、CT、MRI、膀胱鏡などの追加検査を行うケースもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて組み合わせて行います。

生活指導
  • 飲水量の調整
  • アルコールの控えめ
薬物療法

α1遮断薬(尿道を広げる薬)や、5α還元酵素阻害薬(前立腺を小さくする薬)を用いて治療を行います。

受診の目安

次のような場合は、一度受診を検討されることが多いです。

  • 尿の勢いが弱くなった、または途切れる
  • 夜間に何度もトイレで目が覚める
  • 尿をしたあとに、まだ残っている感じが強い
  • 尿が出にくく、生活に支障が出ている
  • 市販薬や生活改善だけでは良くならない

「何度もトイレで目が覚めるのは年のせい」と諦めていませんか?
治療でおしっこの悩みが軽くなると、夜もぐっすり眠れて日々の快適さが大きく変わります。

神経因性膀胱

神経因性膀胱は、排尿に関わる神経の働きが乱れることで、膀胱や尿道の連動がうまくいかなくなる状態です。尿が出にくい、出し切れない、残尿感が強いといった症状として現れることがあります。

体の状態や背景によって症状の出方はさまざまで、日によって波が出ることもあります。排尿のタイミングがつかみにくい、排尿に時間がかかると感じる場合は、原因を整理することが大切です。

放置すると残尿が増え、違和感や感染につながる場合もあるため、気になる変化が続く場合は早めの確認が安心です。

当院で行う検査

神経因性膀胱が疑われる場合は、まず症状の経過や生活への影響について詳しくお伺いします。排尿のしづらさや残尿感の有無、排尿にかかる時間などを確認し、現在の状態を整理します。

  • 排尿の出にくさ・残尿感の有無
  • 症状が出始めた時期
  • 日常生活への影響
  • 服用中のお薬の確認

必要に応じて尿検査や超音波検査を行い、残尿量や膀胱の状態を評価します。
背景にある病気や神経の影響が疑われる場合は、追加検査を検討することもあります。

治療方法

症状の程度や生活状況に合わせて治療方針を決定します。主に排尿をスムーズにするためのお薬を使用しながら、残尿が多い場合は経過を見つつ治療内容を調整します。

薬物療法
  • 膀胱の過緊張を抑える薬(β3刺激薬や抗コリン薬)
  • 排尿を助けるお薬(ジスチグミン臭化物)
  • 残尿を減らす目的のお薬(α1遮断薬)
生活指導
  • 排尿のタイミングを整える工夫
  • 水分摂取のバランス調整
  • 排尿姿勢や腹圧のかけ方の見直し

症状が強い場合や改善が乏しい場合には、より詳しい評価が必要となることがあり、その際は適切な医療機関をご案内します。

受診の目安

  • 尿が出にくい、出るまで時間がかかる
  • 排尿後もスッキリしない感じが続く
  • 尿が途中で途切れる
  • 頻繁にトイレに行きたくなる
  • 残尿感や違和感が続く

こうした症状が続く場合は、早めにご相談ください。状態を確認することで、今後の対策を立てやすくなります。

  • 神経因性膀胱が疑われる場合
    尿が出にくい状態が続く、残尿感が強い、排尿に時間がかかる場合はご相談ください。
  • 早めの受診が必要な場合
    尿がほとんど出ない状態や、強い下腹部の張り・痛みを伴う場合は、早めの受診をおすすめします。

まとめ

尿が出にくい症状は、尿の通り道の変化や膀胱の働きの変化が関係していることがあります。違和感が続く場合や、排尿に時間がかかる状態が続く場合は、泌尿器科で一度確認しておくと安心です。

message

カルテに書き込みをしている男性医

男性も女性も、
気軽に相談できる場所


JR、名鉄刈谷駅直結、名鉄イン2階の通院に便利な立地にある【刈谷駅あさのクリニック】です。 診療科目は、泌尿器科・皮膚科・美容皮膚科・内科。男性・女性を問わず通院しやすい環境づくりを大切にし、一般診療から美容医療まで幅広く対応します。男性器形成や婦人科形成、メンズヘルス(テストステロン)、薄毛治療、性感染症(性病)など、デリケートなお悩みにも配慮した診療を行い、安心してご相談いただけるクリニックを目指します。

CALENDAR

8

AUGUST

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1
2 3 4 5 6 7 8
9第2日曜
診療
10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20村田Dr
17-19時
21 22
23第4日曜
診療
24 25 26 27 28 29
30 31

※第2・第4日曜は診療しております

刈谷駅あさのクリニック

INFOMATION

                                                                                                                                   
10:00 ~ 13:00
13:30 ~ 15:30
16:00 ~ 19:00
                               

◎=自費診療/手術
※=第2・第4日曜日は診療

〒448-0858
愛知県刈谷市若松町1丁目72刈谷駅直結 名鉄イン2FMAP

TEL:0566-91-0573

FAX:0566-93-8034

名鉄刈谷駅/JR刈谷駅

名鉄刈谷駅

JR刈谷駅

直結
駐車場

提携駐車場:
隣接の名鉄協商パーキング

FEATURE

泌尿器、皮膚科、美容皮膚科、内科と幅広く対応

当院では、性別関係なく、男性・女性それぞれの泌尿器科診療にも対応しており、幅広い年齢層のお悩みにお応えしています。
皮膚科では、湿疹やニキビなどの一般的な保険診保険治療に加えて、お肌に関する美容治療も行なっており、美容と機能の両面からサポートいたします。
泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科、内科と幅広く扱うことで、複合的なお悩みにも一つのクリニックで対応が可能です。

クリニック受付

日本泌尿器科学会認定専門医

私は、日本泌尿器科学会認定の専門医として、これまで名古屋大学附属病院や愛知医科大学病院などの総合病院で多くの患者様を診療してまいりました。その中で培った豊富な経験と専門知識を活かし、地域の皆様に質の高い医療を提供したいと考えています。

泌尿器科疾患全般に対し、専門医ならではの視点で的確な診断を行い、患者様一人ひとりに最適な治療をご提案します。

診察室

美容クリニック院長歴任/
豊富な皮膚科保険診療の実績

私は美容クリニックの院長として培った高度な技術を活かし、医学的根拠に基づいた質の高い美容医療を提供しています。

同時に、皮膚科クリニックでの豊富な実務経験も持ち合わせており、日常のお悩みに対する「保険診療」もしっかりと行えるのが当院の強みです。保険診療から自由診療まで、培った多彩な経験で皆様の健やかさと美しさをサポートいたします。

院長

内科専門医による診察

当院では、泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科に加えて内科専門医が非常勤として勤務しております。
専門的な知識と幅広い診療経験を生かし、風邪などの日常的な体調不良から、健診の相談まで幅広く対応いたします。
ご家族皆様で通っていただけるかかりつけ医としてお役立てください。

内科医の女性

デリケートなお悩みも、専門医が完全個別対応

誰にも相談しにくいお悩みこそ、当院にお任せください。
男性器形成、婦人科形成、ED治療、薄毛治療、性感染症(性病)治療などプライバシーを最優先した診療を徹底しております。
医師やスタッフの性別や、診察時間帯のご希望も柔軟に承ります。1人で抱え込まず、安心して当院へご相談ください。
Instagramやライブ配信、LINEでも匿名の質問を受け付けております。お気軽にご相談くださいませ。

受付カード手渡しシーン

MEDICAL

泌尿器科

泌尿器科というと、
男性が通うクリニックと思うかもしれません。
当院は男性だけでなく、
女性も安心して通えるクリニックです。
気になる症状がございましたら我慢せず、
お気軽にご相談ください。

皮膚科

刈谷駅あさのクリニックでは、
保険治療と自費治療を行っており、
患者様と相談しながら
適した治療方法を
ご提案しながら治療を行います。

美容外科

美容外科

  • 男性器美容
  • 婦人科形成

内科

内科では、風邪や発熱、腹痛などの
急な症状から、
高血圧・糖尿病・脂質異常症といった
生活習慣病まで幅広く対応しています。
症状の原因を丁寧に見極め、
必要に応じて専門医療機関への紹介も行います。
地域のかかりつけ医として、
健康管理や病気の予防にも力を入れ、
患者さま一人ひとりに合わせた
きめ細やかな診療を大切にしています。

採用情報 Recruit

刈谷駅あさのクリニックでは一緒に働いてくれる
スタッフを募集しています。

詳しくはこちら