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NEWS

とびひ

とびひ(伝染性膿痂疹)について

とびひ(伝染性膿痂疹)は、細菌感染によって起こる皮膚の病気です。水ぶくれやただれができ、破れることで周囲に広がりやすいのが特徴です。主に乳幼児や小児に多くみられますが、大人でも発症することがあります。早めに適切な治療を行うことで、広がりや悪化を防ぐことができます。

とびひ症状の出ている小学生の足
このような場合はご相談ください
  • 水ぶくれやただれができている
  • じゅくじゅくして広がってきた
  • かゆみが強い
  • 掻いたあとに次々と症状が出てくる
  • 兄弟や周囲に同じ症状の人がいる

種類と原因

とびひは、主に「黄色ブドウ球菌」や「溶連菌」といった細菌が、皮膚に感染することで起こります。

  • 水泡性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)
    夏場に多く見られます。皮膚の表面に小さな水ぶくれができ、次第に大きくなっていきます。水ぶくれが破れると透明な液体(浸出液)が出ます。
    顔や腕、足など比較的に露出が多い部分によく見られます。
  • 痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)
    冬場に多く見られます。厚いかさぶたが特徴で、水ぶくれはあまり目立ちません。

治療

通常は原因菌を排除するために抗生剤の内服と外用を行います。湿疹を併発している場合には、ステロイド外用剤も使用します。

痒みが強い場合には抗ヒスタミン薬を併用することもあります。

周囲への配慮について

とびひは人から人へうつる感染症です。家庭や集団生活の中で広がらないよう、注意が必要です。

  • 患部をガーゼなどで覆う
  • タオルや衣類の共用を避ける
  • 爪を短く切り、掻き壊しを防ぐ
  • 入浴後は清潔なタオルを使用する

子どもでの注意点

とびひは乳幼児や小児に多くみられます。保育園や学校など集団生活では広がりやすいため、早めの受診と適切な対応が大切です。患部に水ぶくれがあったり、汁が出ている場合は、非常にうつりやすいため登校を控えてもらいます。

放置した場合に考えられること

とびひを放置すると、症状が全身に広がったり、治るまでに時間がかかることがあります。まれに強い炎症や合併症を起こすこともあるため、早期治療が重要です。

日常生活での注意点

  • 皮膚を清潔に保つ
  • 掻き壊さないよう注意する
  • 症状がある間はプールを控える

とびひは早めの治療が大切です

とびひは適切な治療を行うことで、比較的早く改善する皮膚感染症です。広がる前に対応することが重要ですので、気になる症状があれば早めにご相談ください。

脂漏性角化症

脂漏性角化症について

脂漏性角化症は、主に中高年以降に多くみられる良性の皮膚腫瘍です。顔や体に、茶色から黒色の盛り上がったできものとして現れ、「年齢によるいぼ」などと呼ばれることもあります。多くは健康への影響はありませんが、見た目の変化や炎症を伴う場合があり、ほかの皮膚疾患との区別が重要です。

老人性のイボ(首筋)
このような場合はご相談ください
  • 茶色や黒っぽい盛り上がりがある
  • 表面がざらざら・いぼ状になっている
  • 徐々に数が増えてきた

脂漏性角化症の主な特徴

見た目の特徴

表面がざらついたり、貼り付いたように盛り上がるのが特徴です。色は肌色から茶色、黒色までさまざまです。

できやすい年齢

加齢とともに増えやすく、40代以降でみられることが多いとされています。

良性腫瘍

脂漏性角化症は良性の皮膚腫瘍で、基本的に他人にうつることはありません。

原因と起こりやすい部位

はっきりとした原因は分かっていませんが、加齢や体質が関係していると考えられています。

  • 加齢・体質
    年齢とともに皮膚の変化として現れやすくなります。
  • 紫外線
    長年の紫外線の影響が関係する可能性があります。
  • できやすい部位
    顔、首、胸、背中などに多くみられます。

脂漏性角化症の治療

  • 液体窒素冷凍擬固術(保険適用)
    マイナス196℃で凍らせて除去します。一時的に痛みを感じたり、色素沈着が残りやすいです。
  • 炭酸ガスレーザー(自由診療)
    組織を蒸散させ、精密に除去する方法です。顔、首、腕などの露出部はこちらがオススメです。

気になるできものは一度ご相談ください

脂漏性角化症は良性のできものですが、見た目が似た皮膚疾患もあります。安心して過ごすためにも、気になる変化があれば皮膚科での確認をおすすめします。

ケロイド

ケロイドについて

ケロイドは、けがや手術、ニキビ、虫刺されなどによる皮膚の傷が治る過程で、傷跡が必要以上に盛り上がって大きくなる状態です。赤みや硬さ、かゆみ、痛みを伴うこともあり、時間が経っても自然に小さくならないのが特徴です。体質が関係することが多く、適切な治療によって症状をコントロールすることが可能です。

跡がついた腕
このような場合はご相談ください
  • 傷跡が赤く盛り上がってきた
  • しこりのように硬くなっている
  • かゆみや痛みが続いている
  • 時間が経っても小さくならない
  • 見た目が気になる
  • 同じような傷跡を繰り返している

ケロイドの特徴とタイプ

ケロイド

傷の範囲を超えて広がり、徐々に大きくなるタイプです。赤みやかゆみ、痛みを伴うことがあります。

肥厚性瘢痕

傷の範囲内で盛り上がる状態です。時間とともに落ち着くこともありますが、ケロイドとの区別が必要です。

原因と悪化させる要因

ケロイドは、皮膚の治癒反応が過剰に働くことで起こると考えられています。

  • 体質・遺伝的要因
    家族にケロイド体質の方がいる場合、発症しやすい傾向があります。
  • 皮膚への刺激
    摩擦や引っ張りが加わる部位では悪化しやすくなります。
  • 炎症の持続
    傷の治りが遅れることで、盛り上がりやすくなります。
  • 部位の影響
    胸・肩・耳・あごなどはケロイドができやすい部位です。

治療

ステロイドの局所注射やテープ剤による治療方法が一般的です。
症状に応じて内服治療(トラニラストなど)や圧迫療法を組み合わせて行います。

放置した場合に考えられること

ケロイドを放置すると、徐々に大きくなったり、かゆみや痛みが強くなることがあります。見た目の変化だけでなく、日常生活への支障が出る場合もあります。

再発・くり返しについて

ケロイドは再発しやすい特徴があり、治療後も継続的なケアや経過観察が重要です。自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従うことが大切です。

日常生活での注意点

  • 傷跡を強くこすらない
  • 摩擦や刺激を避ける
  • 紫外線対策を行う
  • 気になる変化があれば早めに相談する

ケロイドは早めの対応が大切です

ケロイドは体質が関係することが多く、早期から適切に対応することで悪化を防ぐことができます。気になる傷跡がある場合は、お早めにご相談ください。

できもの(粉瘤・脂肪腫など)

できもの(粉瘤・脂肪腫など)について

皮膚のできものは、皮膚や皮下にしこりやふくらみとして現れる病変の総称です。多くは良性の腫瘍ですが、徐々に大きくなったり、炎症や痛みを伴ったりすることがあります。見た目だけでは判断が難しい場合もあるため、気になるできものがある場合は皮膚科での診察が大切です。

できものができた手首
このような場合はご相談ください
  • 皮膚の下にしこりがある
  • できものが徐々に大きくなっている
  • 押すと痛みや違和感がある
  • 赤く腫れてきた
  • 中から膿のようなものが出てきた
  • 見た目が気になってきた

主なできものの種類

粉瘤(アテローム)

皮膚の下に袋状の構造ができ、その中に角質や皮脂がたまるできものです。背中や首、顔などにできやすく、炎症を起こすと赤く腫れて痛みを伴うことがあります。

脂肪腫

皮下の脂肪組織が増えてできる柔らかいしこりです。ゆっくり大きくなることが多く、痛みはほとんどありません。

線維腫・皮膚線維腫

皮膚に硬めのしこりとして触れることが多く、虫刺されなどをきっかけにできることがあります。

その他の良性腫瘍

ほくろやイボなど、さまざまな種類のできものがあります。

できものの対応

できものの性質や大きさ、症状に応じて、経過観察や治療を行います。

経過観察

症状がなく、小さい場合は経過をみることがあります。

処置・切除

症状や状態に応じて、処置や切除を行うことがあります。必要性については診察時に判断します。

診断と治療

診断には超音波検査や組織検査が必要となります。
当院では、局所麻酔による日帰り手術が可能です。
切除方法は、単純切除法とくり抜き法があります。切除方法に関しては、状態を見て適した切除法を選択いたします。

できものは自己判断せず相談を

多くのできものは良性ですが、種類によって対応が異なります。気になる変化がある場合は、自己判断せず皮膚科での診察をおすすめします。

巻爪

巻爪(陥入爪)について

巻爪(陥入爪)は、爪の端が皮膚に食い込み、痛みや炎症を引き起こす状態です。特に足の親指に多くみられ、歩行時の痛みや腫れ、赤みなどの症状が現れます。初期の段階で適切に対応することで、悪化を防ぐことが可能です。

巻き爪状態の足の指
このような場合はご相談ください
  • 足の指の爪が食い込んで痛い
  • 歩くと強い痛みが出る
  • 爪の周囲が赤く腫れている
  • 膿が出ている

巻爪の進行と症状

初期

爪の端が皮膚に当たり、押されるような痛みや違和感が出ます。赤みや軽い腫れがみられることがあります。

中等度

炎症が強くなり、歩行時の痛みが増します。爪の周囲が腫れ、滲出液や膿が出ることがあります。

重症

強い炎症や感染を伴い、肉芽(盛り上がった組織)が形成されることがあります。日常生活に大きな支障が出ます。

原因と悪化させる要因

巻爪は、日常生活の習慣や足への負担が重なることで起こりやすくなります。

  • 爪の切り方
    深爪や丸く切りすぎることで、爪が皮膚に食い込みやすくなります。
  • 靴の影響
    先の細い靴やサイズの合わない靴が、爪に圧力をかけます。
  • 歩き方・姿勢
    足先に負担がかかる歩き方が影響することがあります。
  • 爪や皮膚の状態
    爪が硬い、皮膚が弱い場合も原因になります。
正しい爪の切り方

第一に深爪にしすぎず、爪の角をしっかり残しておくことが大切です。

治療

治療では、炎症や痛みを抑え、爪が皮膚に食い込まない状態を目指します。

巻爪の部分が赤く腫れたり、膿が出たりしている場合は、まずは抗生剤の内服や外用を行います。
また、並行して食い込んだ爪を切除する「爪甲除去術」や、ワイヤー矯正や爪が突き刺さっている皮膚をテープで爪から遠ざける「テーピング法」を行います。

日常生活での注意点

  • 爪はまっすぐ切り、深爪を避ける
  • 足に合った靴を選ぶ
  • 爪や足を清潔に保つ
  • 痛みがある場合は無理をしない

巻爪は早めの対応が大切です

巻爪は初期の段階で適切に対応することで、悪化を防ぐことができます。痛みや違和感がある場合は、無理をせず早めにご相談ください。

やけど

やけど(熱傷)について

やけど(熱傷)は、熱や高温の液体、蒸気、炎などによって皮膚が損傷する状態です。軽いやけどであれば自然に治ることもありますが、程度によっては皮膚の深い部分まで傷つき、跡が残ったり感染を起こしたりすることがあります。やけどの程度を正しく判断し、適切に対応することが大切です。

包帯を巻きやけどを負った腕
このような場合はご相談ください
  • 赤みや腫れが強い
  • 水ぶくれができている
  • 強い痛みが続いている
  • 皮膚がただれている

やけどの重症度について

Ⅰ度熱傷(軽いやけど)

皮膚が赤くなり、ヒリヒリとした痛みがあります。水ぶくれはなく、通常は数日で治ります。

Ⅱ度熱傷

真皮まで損傷し、水ぶくれや強い痛みを伴います。軽度の色素沈着が残るのみで、はんこんは残りません。治るまでに時間がかかることがあります。

Ⅲ度熱傷

自然には治らず、手術が必要となる事が多いです。神経や血管も損傷しているので、痛みを感じないことも多いです。

皮膚構造

やけどをしたときの対応

  • 冷やす
    やけどをしたら、まずは流水でしっかりと冷やしましょう。痛みを和らげ、皮膚へのダメージの進行を抑えることができます。可能であれば15〜30分程度を目安に冷却を行ってください。
  • 服は脱がせない
    衣服の上からやけどをしている場合は、無理に脱がせないようにしましょう。皮膚が一緒に剥がれてしまい、症状を悪化させる恐れがあります。服の上からでも流水で冷やすことが大切です。
  • 冷やしすぎに注意
    長時間冷やし続けると、体温が下がりすぎてしまうことがあります。特に小さなお子さまや高齢の方は注意が必要です。様子を見ながら適度に冷却を行いましょう。
  • 氷・保冷材はNG
    氷や保冷材を直接当てると、刺激が強すぎて凍傷になる可能性があります。冷やす際は必ず流水を使用し、直接的な強い冷却は避けてください。
  • 水ぶくれは潰さない
    やけどによってできた水ぶくれは、皮膚を守る役割があります。無理に潰すと細菌感染の原因になるため、そのままの状態で保護し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

やけどの治療

やけどの治療では、皮膚の回復を促し、感染や傷跡を防ぐことを目的に行います。やけどの程度に応じて治療内容が異なります。

外用薬(塗り薬)

皮膚の状態に合わせて外用薬を使用します。

  • 炎症を抑えるステロイド
  • 細菌感染を防ぐ抗菌薬
  • 創部の直りを良くする外用薬

状態をみながら、使用期間や方法を調整します。

子ども・高齢者での注意点

子どもや高齢の方は皮膚が薄く、やけどが重症化しやすい傾向があります。小さなやけどでも早めの受診をおすすめします。

日常生活での注意点

  • 患部を清潔に保つ
  • 無理に水ぶくれを破らない
  • 自己判断で強い薬を使わない
  • 治るまで刺激を避ける

やけどは早めの対応が大切です

やけどは程度によって治り方が大きく異なります。軽く見ず、状態に応じた適切な対応を行うことで、トラブルを防ぐことができます。不安な場合は早めにご相談ください。

乾癬

乾癬について

乾癬は、皮膚が赤く盛り上がり、その表面に銀白色のフケのような角質が付着する慢性の皮膚疾患です。かゆみを伴うこともあり、良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。感染症ではなく、他人にうつることはありません。体質や免疫の働きが関係していると考えられており、適切な治療によって症状をコントロールすることが可能です。

乾癬の皮膚疾患を患った腕
このような場合はご相談ください
  • 赤く盛り上がった発疹がある
  • フケのような白いかさぶたが付着している
  • 症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す

乾癬の主な種類

尋常性乾癬

最も多いタイプで、赤く盛り上がった皮疹と白い鱗屑(りんせつ)がみられます。頭皮や肘、膝などに出やすいのが特徴です。

滴状乾癬

小さな点状の発疹が全身に広がるタイプで、感染症をきっかけに発症することがあります。

膿疱性乾癬

赤い皮疹の上に膿をもった小さな水疱が現れるタイプで、全身症状を伴うこともあります。

乾癬性紅皮症

全身の皮膚が赤くなり、強い炎症を起こす重症型です。

症状が出やすい部位

  • 頭皮
    フケと間違われやすく、かゆみを伴うことがあります。
  • 肘・膝
    乾癬に特徴的な好発部位です。
  • 体幹(背中・お腹)
    赤みと鱗屑が広がることがあります。

  • 爪の変形や白濁がみられることがあります。

原因と悪化させる要因

現在のところ、乾癬のはっきりした原因は分かっておりません。

乾癬になりやすい体質があり、そこに感染症や精神的ストレスなどが加わって発症すると考えられています。
糖尿病や高脂血症、肥満、喫煙なども影響すると言われています。

感染症ではないため、他人にうつる事は絶対にございません。

乾癬の治療

乾癬は慢性の経過をとることが多いため、症状を抑えながら長期的にコントロールする治療を行います。

外用薬

  • ステロイド外用薬
  • 活性型ビタミンD3外用薬(オキサール)
    皮膚細胞の過剰な増殖を抑え、正常な状態へと整えます。ステロイド外用薬と併用することで、より高い治療効果が期待できます。
    ステロイドと活性型ビタミンD3の混合薬として、ドボベット、マーデュオックスを使用します。
  • AhR作動薬(ブイタマー)
    炎症を抑えつつ、皮膚のバリア機能を正常化します。

内服薬

  • アプレミラスト(オデズラ)
    免疫細胞内の炎症性物質を調整します。
  • シクロスポリン(ネオーラル)
    免疫反応を強力に抑える作用があります。

再発・くり返しについて

乾癬は良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性疾患です。症状が落ち着いている時期でも、治療や生活管理を続けることが大切です。

日常生活での注意点

  • 皮膚を強くこすらない
  • 保湿を習慣化する
  • ストレスをため込まない
  • 飲酒や喫煙を控えめにする
  • 規則正しい生活を心がける

乾癬は継続的な管理が大切です

乾癬は体質が関係する慢性の皮膚疾患ですが、適切な治療と生活管理によって症状をコントロールすることが可能です。気になる症状がある場合は、早めにご相談ください。

帯状疱疹

帯状疱疹について

帯状疱疹は、水ぼうそうの原因となるウイルスが体内に潜伏し、免疫力の低下をきっかけに再活性化することで起こる皮膚の病気です。体の片側にピリピリとした痛みや違和感が出たあと、赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れるのが特徴です。早期に適切な治療を行うことで、症状の重症化や後遺症を防ぐことができます。

掌のぶつぶつ
このような場合はご相談ください
  • 体の片側に痛みや違和感がある
  • ピリピリ・チクチクする痛みが続く
  • 赤い発疹や水ぶくれが出てきた
  • 発疹が帯状に広がっている
  • 痛みが強く、眠れない
  • 発疹が治っても痛みが残っている

症状が出やすい部位

帯状疱疹は神経に沿って症状が現れるため、体の左右どちらか一方に出ることがほとんどです。

  • 胸・背中
    最も多くみられる部位で、体幹に沿って帯状に発疹が出ます。
  • 顔・頭
    目や耳のまわりに症状が出ることがあり、注意が必要です。
  • 腕・脚
    神経の走行に沿って発疹や痛みが現れます。

原因と発症のきっかけ

帯状疱疹は、水ぼうそうにかかったことがある方であれば、誰でも発症する可能性があります。

  • 免疫力の低下
    加齢、疲労、ストレス、病気などにより免疫力が下がると発症しやすくなります。
  • 過労や睡眠不足
    体調不良が続くと、ウイルスが再活性化しやすくなります。
  • 加齢
    特に50歳以降では発症リスクが高くなります。

帯状疱疹の治療

治療としては、抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル)の全身投与を出来るだけ早期に開始することが大切です。

外用薬

抗ヘルペス薬のアラセナ外用薬を内服と併用致します。

痛みへの対応

痛みが強い場合には、症状に応じた痛み止めを併用します。

放置した場合に考えられること

帯状疱疹を放置すると、皮膚症状が治ったあとも痛みが長く続く「帯状疱疹後神経痛」が残ることがあります。痛みが慢性化すると日常生活に大きな支障をきたすため、早期治療が重要です。

周囲への配慮について

帯状疱疹そのものが人にうつることはありませんが、水ぶくれの中のウイルスによって、水ぼうそうにかかったことのない人に感染する可能性があります。

  • 水ぶくれには触れない
  • 患部を清潔に保ち、ガーゼなどで覆う
  • 妊婦や乳幼児との接触に注意する

高齢者での注意点

高齢の方では、帯状疱疹後神経痛が残りやすい傾向があります。少しでも疑わしい症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

帯状疱疹ワクチン

現在のところ、50歳以上を対象に発症や重症化(帯状疱疹後神経痛)を予防する目的で推奨されております。
当院でも対応しております。

帯状疱疹は早期治療が重要です

帯状疱疹は、早く治療を始めることで重症化や後遺症を防ぐことができます。違和感や痛みを感じた段階で、早めにご相談ください。

多汗症

多汗症について

多汗症は、体温調節に必要な量を超えて汗が多く出てしまう状態です。暑さや運動とは関係なく汗が出たり、緊張や日常生活の中で過剰な発汗が起こったりすることがあります。わき、手のひら、足の裏、顔など特定の部位に多くみられ、日常生活や仕事、対人関係で悩みにつながることも少なくありません。原因や症状に応じて、保険診療で治療を行うことが可能です。

汗をかいている女性

多汗症の定義

以下の6項目中2項目以上を満たすことで、多汗症といわれています。

  • 両側性かつ左右対称性に多汗がみられる
  • 多汗によって日常生活に支障が生じている
  • 週1回以上の頻度で多汗エピソードがみられる
  • 25歳未満で発症した
  • 家族歴がある
  • 睡眠時は局所性の発汗がみられない
このような場合はご相談ください
  • 暑くなくても汗が多く出る
  • 緊張すると大量に汗をかく
  • 手のひらや足の裏が常に湿っている
  • わき汗が衣類に染みる
  • 汗で日常生活や仕事に支障がある
  • 思春期以降、汗の多さが気になる

多汗症の主な種類

原発性多汗症

明らかな病気がないにもかかわらず、特定の部位(わき、手のひら、足の裏、顔など)に過剰な汗が出るタイプです。思春期頃から症状がみられることが多く、緊張や精神的な刺激で悪化しやすい傾向があります。

続発性多汗症

ほかの病気や薬の影響、体調の変化などが原因となって汗が多く出るタイプです。全身に汗が出ることもあり、原因となる状態の確認が重要です。

部位ごとの治療法

多汗症の治療では、汗の量を抑え、日常生活への影響を軽減することを目標に行います。症状の部位や重症度に応じて治療方法を選択します。

わき汗の場合

まずは保険適用の外用薬であるエクロックゲルやラピフォートワイプの使用をおすすめします。
効果が不十分な場合は、塩化アルミニウムローションやボツリヌストキシン注射(自費診療)による治療も可能です。

手汗の場合

保険適用のアポハイドローションの使用を第一選択としています。
十分な効果が得られない場合には、塩化アルミニウムローション(20%または50%)をご案内しています。

顔面・頭部の汗の場合

現時点で保険適用の外用薬はありません。そのため、ボツリヌストキシン注射(自費診療)を行うことが多いです。
塩化アルミニウムローションを使用する場合もありますが、顔のかゆみや頭皮への塗布のしづらさから、継続が難しいことがあります。

全身の汗の場合

プロバンサイン(内服薬)が保険適用となっています。ただし、閉塞隅角緑内障、前立腺肥大、重篤な心疾患のある方は使用できません。特に40歳以上の方は、使用前に緑内障の有無を確認するため眼科受診を推奨しています。
また、調節障害や眠気が起こることがあり、服用中は自動車の運転や危険を伴う機械操作はできません。さらに、発汗が抑えられることで体温調節機能が低下するため、高温環境では熱中症のリスクが高まります。
※年齢や基礎疾患などを考慮し、医師が適応を判断したうえで処方を行います。

当院の治療法

外用薬

エクロックゲル(腋窩のみ)、ラピフォートワイプ(腋窩のみ)、アポハイドローション(手掌のみ)といった保険適用の外用薬を処方しております。
効果が不十分な場合には、塩化アルミニウムローション(腋窩に使用・自費診療)を使用することも可能です。毎日継続して塗布することで徐々に効果があらわれますが、持続期間は数日~数週間と比較的短いため、繰り返し使用する必要があります。

注射薬(ボツリヌス療法)

ボツリヌス菌由来の天然たんぱく質を有効成分とする薬剤を、腋窩に注射する治療法です。注射自体は5~10分程度で終了します(診察・検査時間を除く)。1回の治療で4~9か月程度発汗を抑えることができ、年に1~2回の施術でコントロールが可能です。

内服薬

抗コリン薬や漢方薬が、多汗症の治療薬として承認されています。外用薬や注射薬と異なり、広範囲の発汗に作用する点が特徴です。診療ガイドラインでは、外用薬や注射薬で十分な効果が得られない場合、またはそれらが適用できない場合に検討される治療とされています。

多汗症は治療で改善が期待できます

多汗症は体質だからとあきらめてしまう方も多いですが、症状や部位に応じた治療によって、汗の量を抑えることが可能です。汗でお困りの方は、早めにご相談ください。

ふけが多い

ふけについて

ふけが多い状態は、頭皮の皮膚が生まれ変わる過程で角質が過剰にはがれ落ちている状態です。白く細かいふけが肩に落ちたり、頭皮のかゆみや赤みを伴ったりすることがあります。乾燥や皮脂の影響、頭皮環境の乱れなどが関係しており、原因に合わせたケアや治療を行うことで改善が期待できます。

ふけに悩む女性

ふけの主な原因

ふけは一つの原因だけで起こるわけではなく、頭皮の状態や生活環境などが影響します。主に次のような原因が考えられます。

  • 頭皮の乾燥
    洗いすぎや空気の乾燥によって頭皮が乾燥すると、角質がはがれやすくなり、細かいふけが出やすくなります。
  • 頭の湿疹
    頭皮に湿疹ができると、炎症によってかゆみや赤みが生じ、皮膚のバリア機能が低下します。その結果、角質がはがれやすくなり、ふけが増えることがあります。
  • 脂漏性皮膚炎
    皮脂の多い部位に起こりやすい皮膚炎で、ふけや赤み、かゆみを伴うことがあります。

原因によってふけの性質(乾いたふけ、ベタついたふけ)が異なるため、状態に合わせた対応が必要です。

ふけの治療

ふけが多い場合、頭皮の状態を確認したうえで、原因に応じた治療を行います。

外用薬

頭皮の炎症やかゆみを抑えるため、外用薬を使用することがあります。

  • ステロイド外用
  • 抗菌薬外用
  • 抗真菌薬外用

内服薬

かゆみが強い場合などには、内服薬を併用することがあります。

  

必要に応じて、抗ヒスタミン薬や抗真菌薬の内服をします。

スキンケア・洗髪指導

治療と同時に、正しい洗髪方法や頭皮ケアの見直しも重要です。

  • 洗いすぎを避けた適切な洗髪
  • 頭皮を強くこすらない洗い方
  • 頭皮の状態に合ったケア方法の指導

日常のケアを見直すことで、症状の改善につながります。

日常生活での注意点

ふけを悪化させないためには、日常生活での工夫も大切です。

  • 洗髪は1日1回を目安にし、洗いすぎない
  • 頭皮を爪で引っかかず、指の腹で洗う
  • シャンプーや整髪料は頭皮に合ったものを使う
  • 睡眠不足やストレスをためないようにする
  • 帽子やヘルメットの蒸れに注意する

頭皮環境を整えることが、ふけの改善と再発予防につながります。

ふけの原因に合わせたケアが大切です

ふけが多い状態は、乾燥や脂漏性皮膚炎、湿疹などさまざまな原因が関係しています。自己判断でケアを続けて改善しない場合は、原因を見極めた治療が必要です。気になる症状があるときは、お早めにご相談ください。

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JR、名鉄刈谷駅直結、名鉄イン2階の通院に便利な立地にある【刈谷駅あさのクリニック】です。 診療科目は、泌尿器科・皮膚科・美容皮膚科・内科。男性・女性を問わず通院しやすい環境づくりを大切にし、一般診療から美容医療まで幅広く対応します。男性器形成や婦人科形成、メンズヘルス(テストステロン)、薄毛治療、性感染症(性病)など、デリケートなお悩みにも配慮した診療を行い、安心してご相談いただけるクリニックを目指します。

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名鉄刈谷駅/JR刈谷駅

名鉄刈谷駅

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泌尿器、皮膚科、美容皮膚科、内科と幅広く対応

当院では、性別関係なく、男性・女性それぞれの泌尿器科診療にも対応しており、幅広い年齢層のお悩みにお応えしています。
皮膚科では、湿疹やニキビなどの一般的な保険診保険治療に加えて、お肌に関する美容治療も行なっており、美容と機能の両面からサポートいたします。
泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科、内科と幅広く扱うことで、複合的なお悩みにも一つのクリニックで対応が可能です。

クリニック受付

日本泌尿器科学会認定専門医

私は、日本泌尿器科学会認定の専門医として、これまで名古屋大学附属病院や愛知医科大学病院などの総合病院で多くの患者様を診療してまいりました。その中で培った豊富な経験と専門知識を活かし、地域の皆様に質の高い医療を提供したいと考えています。

泌尿器科疾患全般に対し、専門医ならではの視点で的確な診断を行い、患者様一人ひとりに最適な治療をご提案します。

診察室

美容クリニック院長歴任/
豊富な皮膚科保険診療の実績

私は美容クリニックの院長として培った高度な技術を活かし、医学的根拠に基づいた質の高い美容医療を提供しています。

同時に、皮膚科クリニックでの豊富な実務経験も持ち合わせており、日常のお悩みに対する「保険診療」もしっかりと行えるのが当院の強みです。保険診療から自由診療まで、培った多彩な経験で皆様の健やかさと美しさをサポートいたします。

院長

内科専門医による診察

当院では、泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科に加えて内科専門医が非常勤として勤務しております。
専門的な知識と幅広い診療経験を生かし、風邪などの日常的な体調不良から、健診の相談まで幅広く対応いたします。
ご家族皆様で通っていただけるかかりつけ医としてお役立てください。

内科医の女性

デリケートなお悩みも、専門医が完全個別対応

誰にも相談しにくいお悩みこそ、当院にお任せください。
男性器形成、婦人科形成、ED治療、薄毛治療、性感染症(性病)治療などプライバシーを最優先した診療を徹底しております。
医師やスタッフの性別や、診察時間帯のご希望も柔軟に承ります。1人で抱え込まず、安心して当院へご相談ください。
Instagramやライブ配信、LINEでも匿名の質問を受け付けております。お気軽にご相談くださいませ。

受付カード手渡しシーン

MEDICAL

泌尿器科

泌尿器科というと、
男性が通うクリニックと思うかもしれません。
当院は男性だけでなく、
女性も安心して通えるクリニックです。
気になる症状がございましたら我慢せず、
お気軽にご相談ください。

皮膚科

刈谷駅あさのクリニックでは、
保険治療と自費治療を行っており、
患者様と相談しながら
適した治療方法を
ご提案しながら治療を行います。

美容外科

美容外科

  • 男性器美容
  • 婦人科形成

内科

内科では、風邪や発熱、腹痛などの
急な症状から、
高血圧・糖尿病・脂質異常症といった
生活習慣病まで幅広く対応しています。
症状の原因を丁寧に見極め、
必要に応じて専門医療機関への紹介も行います。
地域のかかりつけ医として、
健康管理や病気の予防にも力を入れ、
患者さま一人ひとりに合わせた
きめ細やかな診療を大切にしています。

採用情報 Recruit

刈谷駅あさのクリニックでは一緒に働いてくれる
スタッフを募集しています。

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