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NEWS

蕁麻疹

蕁麻疹について

蕁麻疹は、皮膚に突然赤い盛り上がり(膨疹)が現れ、強いかゆみを伴うことが多い皮膚の病気です。数十分から半日ほどで跡を残さず消えることもありますが、出たり引いたりを繰り返す場合があります。原因は食べ物や薬、感染、体調の変化、温度刺激、ストレスなどさまざまで、はっきり特定できないことも少なくありません。症状が続く場合は、原因を考慮しながら適切な治療を行うことが大切です。

腕を掻いている人
このような場合はご相談ください
  • 突然、赤い盛り上がりが出てかゆい
  • 出たり消えたりを繰り返している
  • 夜間にかゆみが強くなる

蕁麻疹の主な種類

物理性蕁麻疹

皮膚へのこすれや圧迫、寒さや暑さ、日光、振動などの物理的な刺激をきっかけに生じる蕁麻疹です。

コリン性蕁麻疹

入浴や運動などで汗をかいたときに現れるタイプで、1~4mmほどの小さな発疹が多数みられるのが特徴です。

アレルギー性蕁麻疹

食べ物や薬、昆虫などに含まれる特定の物質(アレルゲン)に体が反応して起こる蕁麻疹です。

イントレランス

アスピリンなどの非ステロイド性消炎鎮痛薬、色素、造影剤、食品中のサリチル酸などが原因で生じるタイプです。

血管性浮腫

唇やまぶたなどが急に腫れ、消えるまでに2~3日かかることがある症状です。通常はかゆみを伴わず、まれに遺伝的要因が関与する場合もあります。

原因と悪化させる要因

蕁麻疹は、皮膚の血管が一時的に拡張し、皮膚が腫れてかゆみが出る状態です。原因はさまざまで、次のような要因が関係することがあります。

  • 食べ物・薬の影響
    特定の食べ物や薬がきっかけになることがあります。原因が疑われる場合は、自己判断での中止ではなく受診時に相談することが大切です。
  • 感染症・体調の変化
    風邪などの感染や疲労、睡眠不足などで症状が出やすくなることがあります。
  • 物理的な刺激
    汗、摩擦、圧迫、温度差などの刺激で症状が誘発される場合があります。
  • ストレス
    精神的なストレスが症状に影響することがあります。
  • 原因が特定できない場合
    検査をしても原因がはっきりしないこともあり、その場合は症状を抑える治療を中心に行います。

原因がひとつとは限らず、複数の要因が重なって起こることも少なくありません。

蕁麻疹の治療

蕁麻疹の治療では、かゆみや腫れを抑えることを基本に、症状の経過やきっかけを考慮しながら治療を進めます。慢性化している場合は、体調管理や誘因の回避もあわせて行います。

内服薬

蕁麻疹の治療では、内服薬によってかゆみや腫れを抑えることが基本になります。

  • 抗アレルギー薬

症状の程度や経過に応じて、薬の種類や量を調整します。
内服でコントロール困難な場合には、注射薬:ゾレア(一般名:オマリズマブ)を投与致します。

外用薬(塗り薬)

かゆみが強い場合などには、補助的に外用薬を使用することがあります。

  • ステロイド外用

掻き壊しを防ぐためにも、症状に合わせて使用します。

生活指導

治療と同時に、症状を悪化させる要因を避ける工夫も重要です。

  • 体調を整え、疲労や睡眠不足を避ける
  • 汗や摩擦などの刺激を減らす
  • 思い当たる誘因がある場合は可能な範囲で回避する

原因が特定できない場合でも、刺激や体調の影響を減らすことで症状が落ち着くことがあります。

日常生活での注意点

蕁麻疹は体調や刺激で悪化しやすいため、日常生活の工夫が大切です。

  • かゆい部分を強くこすらず、掻き壊さないようにする
  • 熱いお風呂や長湯を避け、体を温めすぎない
  • 汗をかいたら早めに拭き取り、肌を清潔に保つ
  • 締め付けの強い衣類や摩擦を避ける
  • 睡眠をしっかりとり、疲労やストレスをためない

刺激を減らし体調を整えることで、症状が出にくくなることがあります。

蕁麻疹は適切な治療でコントロールできます

蕁麻疹は、原因がはっきりしないこともありますが、治療によってかゆみや腫れを抑え、症状を安定させることが可能です。繰り返す場合や長引く場合は、自己判断で我慢せず早めにご相談ください。

虫刺され

虫刺されについて

虫刺されは、蚊・ダニ・ノミ・ブヨ・ハチなどの虫に刺されたり噛まれたりすることで起こる皮膚トラブルです。赤みや腫れ、かゆみが出ることが多く、刺された直後よりも時間がたってから症状が強くなる場合もあります。多くは自然に軽快しますが、強い炎症や腫れ、化膿を伴う場合には治療が必要になることがあります。

虫刺されに悩む人
このような場合はご相談ください
  • 刺された部分が強くかゆい
  • 赤く腫れて広がってきた
  • 水ぶくれや痛みがある
  • 掻いてしまい、じゅくじゅくしている
  • なかなか治らず長引いている
  • 小さなお子さんの虫刺されが悪化している

虫刺されの主な原因

虫刺されは、虫の唾液や毒成分に対する皮膚の反応によって起こります。刺した虫の種類や体質によって、症状の強さが異なります。

  • 蚊・ダニ・ノミなど
    赤みや腫れ、かゆみが出ることが多く、数日〜1週間ほどで改善することが一般的です。
  • ブヨ・アブ
    刺されたあとに強い腫れや痛み、かゆみが出やすく、症状が長引くことがあります。
  • ハチなどの毒をもつ虫
    強い腫れや痛みが出ることがあり、体調の変化を伴う場合は注意が必要です。
  • 体質・アレルギー反応
    虫刺されに対して強く反応し、腫れやかゆみが強く出る方もいます。
  • 掻き壊し
    掻くことで皮膚が傷つき、炎症が悪化したり細菌感染を起こすことがあります。

刺された直後だけでなく、数日後に症状が強くなるケースもあります。

虫刺されの治療

虫刺されの治療では、かゆみや炎症を抑え、悪化や感染を防ぐことを目的に行います。症状の程度に応じて治療内容を選択します。

外用薬(塗り薬)

虫刺されによる赤みや腫れ、かゆみを抑えるため、外用薬を使用します。

  • 炎症やかゆみを抑える目的でのステロイド外用や抗ヒスタミン外用薬

症状や部位に合わせて、塗る量や回数を調整します。

内服薬

かゆみや腫れが強い場合には、内服薬を併用することがあります。

  • かゆみを抑える抗ヒスタミン薬
  • ステロイド内服薬

症状に応じて必要最小限の使用を行います。

感染予防や処置

掻き壊してしまった場合や、化膿が疑われる場合には、皮膚の状態に応じた処置を行います。

  • 抗菌薬内服や抗菌薬外用薬を使用します。

早めに対応することで、悪化を防ぐことができます。

自宅でできる処置

虫に刺された時に、ご自宅でできる簡単なケア方法をご紹介します。

  • 冷やす
    かゆみや腫れ、痛みを和らげるために効果的です。氷や保冷剤はタオルに包み、10~15分を目安に冷やしましょう。
  • 掻かないようにする
    掻き壊すと「とびひ」や色素沈着につながることがあります。爪を短く整えたり、ガーゼで覆ったりするなどの工夫もおすすめです。
  • 流水で洗い流す
    虫の毒素や体液を早めに洗い流すことで、腫れや感染の予防につながります。毛虫・ムカデ・クモなどに刺された場合に特に有効です。

ご自宅で早めのケアをすることで、悪化を防ぐことができます。

日常生活での注意点

虫刺されを悪化させないためには、日常生活での工夫が大切です。

  • 刺された部分を掻かないようにする
  • 清潔を保ち、汚れた手で触らない
  • 冷やしてかゆみや腫れを和らげる
  • 虫よけ対策を行い、再度刺されるのを防ぐ
  • 小さなお子さんは特に掻き壊しに注意する

掻き壊しを防ぐことが、早い改善につながります。

虫刺されは早めの対処が大切です

虫刺されは軽く見られがちですが、掻き壊しや体質によって強く症状が出ることがあります。かゆみや腫れが強い場合や長引く場合は、我慢せず皮膚科へご相談ください。

魚の目・たこ

魚の目・たこについて

魚の目・たこは、皮膚の同じ場所に繰り返し圧迫や摩擦が加わることで、角質が厚くなって生じる皮膚のトラブルです。足の裏や指にできやすく、歩くと痛みを感じることもあります。原因となる刺激を見直し、適切な治療を行うことで症状の改善が期待できます。

足の裏を写した写真
このような場合はご相談ください
  • 足の裏や指に硬い部分がある
  • 歩くとズキッとした痛みがある
  • 中央に芯のようなものを感じる
  • 徐々に厚くなってきた

魚の目とたこの違い

魚の目(鶏眼)

角質の中央に芯ができ、押すと強い痛みを感じるのが特徴です。足の指や足裏の一点に圧が集中することで生じます。

たこ(胼胝)

皮膚全体が広く厚く硬くなります。痛みは少ないことが多いですが、放置すると違和感や歩きにくさの原因になることがあります。

原因と起こりやすい部位

魚の目・たこは、外からの物理的な刺激が原因となって起こります。

  • 靴の圧迫や摩擦
    サイズの合わない靴や硬い靴が原因になります。
  • 歩き方・体重のかかり方
    特定の部位に負担が集中すると起こりやすくなります。
  • できやすい部位
    足の裏、足の指、かかとなど

魚の目・たこの治療

治療では、厚くなった角質を適切に処置し、原因となる刺激を減らすことを目的とします。

角質の処置

専用の器具を用いて、硬くなった角質を除去します。

外用薬

状態に応じて、角質をやわらかくする外用薬を使用することがあります。

生活指導

靴の選び方や足への負担を減らす工夫について指導します。

放置した場合に考えられること

魚の目やたこを放置すると、角質がさらに厚くなり、痛みが強くなることがあります。歩行に支障が出たり、皮膚が傷ついて炎症を起こすこともあります。

再発・くり返しについて

原因となる圧迫や摩擦が続くと、処置後も再発しやすいのが特徴です。治療とあわせて、原因の見直しが重要です。

日常生活での注意点

  • 足に合った靴を選ぶ
  • 長時間同じ靴を履き続けない
  • 無理に削ったり切ったりしない

魚の目・たこは原因対策が重要です

魚の目・たこは、適切な処置と原因の見直しを行うことで改善が期待できます。痛みや違和感がある場合は、早めにご相談ください。

脇・足が匂う

脇・足が匂う(体臭)について

脇や足のにおいが気になる状態は、汗や皮脂、皮膚の常在菌などが関係して起こることが多い皮膚のトラブルです。汗そのものは無臭ですが、皮膚表面で菌が分解することで独特のにおいが生じます。体質や生活環境、発汗の程度によってにおいの強さには個人差があり、日常生活での支障やストレスにつながることもあります。原因に応じたケアや治療を行うことで、改善が期待できます。

体臭を気にしている人
このような場合はご相談ください
  • 脇や足のにおいが気になる
  • 汗をかくとにおいが強くなる
  • 靴や靴下のにおいが取れない
  • 市販の制汗剤やケアで改善しない
  • 人前に出るのが不安になる
  • においを指摘されたことがある

原因と悪化させる要因

体臭は一つの原因だけで起こるわけではなく、いくつかの要因が重なって生じることが多いと考えられています。

  • 汗と皮膚の常在菌
    汗や皮脂が皮膚に残ることで、常在菌がそれらを分解し、においの原因となる物質が生じます。
  • 発汗量が多い
    汗をかく量が多いと、皮膚が蒸れやすくなり、においが強くなりやすくなります。
  • 通気性の悪さ・蒸れ
    靴や衣類の通気性が悪いと、湿気がこもり、菌が増えやすくなります。
  • 皮膚トラブル
    足の水虫などの皮膚疾患があると、においの原因になることがあります。
  • 生活習慣・体質
    食生活、睡眠不足、ストレスなどが発汗や皮膚環境に影響することがあります。

原因を見極めることで、適切な対策や治療につながります。

脇・足のにおいの対応

脇や足のにおいが気になる場合、皮膚の状態や発汗の程度を確認したうえで、原因に応じた対応を行います。
まず保険適応のエクロックゲルやラピフォートワイプの使用をお勧めします。効果不十分の場合、塩化アルミニウムローションやボツリヌストキシン注射(保険適応外)を行うことができます。

外用薬(塗り薬)

  • 汗の量を減らす、エクロックゲルやラピフォートワイプ
  • 抗菌薬外用

自費診療では、ボトックス注射や脇ハイフ(高密度焦点式超音波)がございます。

体臭は原因に合わせた対応が大切です

脇や足のにおいは、体質だけでなく皮膚環境や生活習慣が関係していることが多くあります。自己判断で悩み続けず、原因を確認することで適切な対策が可能です。気になる場合は、お気軽にご相談ください。

花粉症

花粉症について

花粉症は、スギやヒノキなどの花粉に対して体の免疫が過剰に反応することで起こるアレルギー疾患です。くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻の症状に加えて、目のかゆみや充血、皮膚のかゆみ・赤みなどがみられることもあります。毎年同じ時期に症状が出る方も多く、日常生活に支障をきたす場合には、適切な治療によって症状を和らげることが可能です。

鼻をかんでいる人
このような場合はご相談ください
  • 毎年、同じ季節にくしゃみや鼻水が出る
  • 鼻づまりが続いてつらい
  • 目のかゆみや充血がある
  • 顔や首、目のまわりがかゆい
  • 市販薬を使っても改善しない
  • 症状で仕事や勉強に集中できない

原因と悪化させる要因

花粉症は、花粉に対するアレルギー反応によって起こります。主に次のような要因が関係しています。

  • 花粉(スギ・ヒノキ・イネ科など)
    原因となる花粉が体内に入ることで、免疫反応が起こります。
  • アレルギー体質
    アレルギー体質の方は、花粉症を発症しやすい傾向があります。
  • 花粉の飛散量
    花粉の飛散量が多い年や時期には、症状が強く出やすくなります。
  • 生活環境
    屋外での活動時間や換気の状況などが、症状に影響することがあります。
  • 疲労・ストレス
    体調不良や睡眠不足、ストレスがあると、症状が悪化することがあります。

原因となる花粉や体調によって、症状の強さには個人差があります。

花粉症の治療

花粉症の治療では、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・かゆみなどの症状を抑え、日常生活への影響を軽減することを目的に行います。症状の程度や生活状況に応じて治療を選択します。

舌下免疫療法

根本的な改善を目指す治療として行われているのが「アレルゲン免疫療法」です。
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少量から体に取り入れ、徐々に量を増やしていくことで、アレルゲンに対する過敏な反応を弱め、体質の改善を目指す治療法です。

現在は「舌下免疫療法」が主に行われており、アレルゲンを含む薬を舌の下に置いて吸収させる方法で治療を続けます。
この治療はスギ花粉症やダニアレルギー(ハウスダスト)に対応しており、毎日継続することで症状の軽減が期待されます。

治療は2~3年程度の継続が必要ですが、花粉症などのアレルギー症状の改善を目指す治療として行われています。

内服薬

花粉症治療の基本となる治療です。症状を抑えるために内服薬を使用します。

  • アレルギー反応を抑える薬
  • くしゃみ・鼻水・かゆみを抑える薬
  • 抗ロイコトリエン拮抗薬

眠気などの副作用に配慮しながら、症状に応じて調整します。

点鼻薬・点眼薬

鼻や目の症状が強い場合には、局所的な治療を併用することがあります。

  • アラミスト点鼻など鼻づまりや鼻水を改善し、鼻の通りをよくする点鼻薬です。。
  • アレジオン点眼など目のつらいかゆみや、充血を抑える点眼薬です。最近では、アレジオン眼瞼クリームというまぶたに塗るタイプのお薬もあります。

症状に合わせて使用方法や回数を調整します。

生活指導

治療とあわせて、花粉をできるだけ避ける工夫も重要です。

  • 花粉を室内に持ち込まない対策
  • 外出時の服装や帰宅後のケアの工夫
  • 体調管理に関する指導

日常生活での対策を組み合わせることで、症状の軽減が期待できます。

日常生活での注意点

花粉症の症状を悪化させないためには、日常生活での工夫が大切です。

  • 花粉の多い時期は外出を控えめにする
  • 外出時はマスクやメガネを着用する
  • 帰宅後は衣類や髪についた花粉を落とす
  • 室内の換気や掃除に注意する
  • 睡眠をしっかりとり、体調を整える

無理のない範囲で対策を続けることが大切です。

花粉症は早めの対策が大切です

花粉症は毎年繰り返すことが多い疾患ですが、適切な治療と生活対策によって症状をコントロールすることが可能です。つらい症状がある場合は、我慢せず早めにご相談ください。

赤ら顔

赤ら顔(酒さ)について

赤ら顔(酒さ)は、主に顔の中央部に赤みやほてりが現れる慢性的な皮膚の病気です。にきびや肌荒れと間違われることもありますが、原因や治療方法は異なります。症状はゆっくり進行することがあり、早めに適切な対応を行うことで、悪化を防ぐことが可能です。

赤みがかった顔の女性
このような場合はご相談ください
  • 顔が赤くなりやすい
  • ほてりやヒリヒリ感がある
  • 赤みがなかなか引かない
  • 頬や鼻の赤みが目立つ
  • にきび治療で改善しなかった
  • 刺激で症状が悪化する

赤ら顔(酒さ)の主なタイプ

紅斑毛細血管拡張型

顔の赤みが持続し、細い血管が目立つタイプです。ほてりやヒリヒリ感を伴うことがあります。

丘疹膿疱型

赤みのある部分に、ぶつぶつや膿をもった発疹が出るタイプです。にきびと間違われやすいのが特徴です。

鼻瘤型

鼻の皮膚が厚くなり、でこぼこした見た目になるタイプです。進行すると目立ちやすくなります。

眼型

目の充血や乾燥感、違和感など、目の症状が現れるタイプです。

原因と悪化させる要因

赤ら顔(酒さ)の明確な原因は分かっていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。

  • 皮膚の刺激
    紫外線、温度変化、化粧品などの刺激で症状が悪化します。
  • 生活習慣
    飲酒、香辛料、ストレスなどが症状を強めることがあります。
  • 皮膚のバリア機能低下
    外からの刺激を受けやすい状態になります。

これらが重なることで、症状が持続・悪化することがあります。

赤ら顔(酒さ)の治療

赤ら顔(酒さ)は症状のタイプや程度に応じて、炎症や赤みを抑える治療を行います。

外用薬

保険治療としてロゼックス(メトロニタゾールという抗菌薬)を処方します。
「酒さ」の病名に対して、2022年5月より保険適用になりました。

内服薬

  • ミノマイシン、ビブラマイシン、ロキシスロマイシンなどの抗菌薬
  • イトラコナゾールなどの抗真菌薬

その他の治療

自費治療として、イベルメクチン(抗寄生虫作用や抗炎症作用)や、ロザリーブフェイスローション(ドクターズコスメ)もご用意しております。

スキンケア指導

治療とあわせて、皮膚への刺激を減らすケアが重要です。

  • 低刺激な洗顔方法
  • 保湿を中心としたスキンケア
  • 刺激となる化粧品の見直し

日常のケアを継続することで、症状の安定につながります。

放置した場合に考えられること

赤ら顔(酒さ)を放置すると、赤みが慢性化したり、症状が進行することがあります。ぶつぶつや皮膚の厚みが目立つようになる場合もあるため、早めの対応が大切です。

日常生活での注意点

症状を悪化させないために、日常生活での工夫が重要です。

  • 紫外線対策を行う
  • 刺激の強いスキンケアを避ける
  • 飲酒や香辛料を控えめにする
  • 急激な温度変化を避ける

赤ら顔は早めの治療が大切です

赤ら顔(酒さ)は、体質や生活習慣が関係する慢性的な皮膚疾患です。適切な治療と日常ケアを行うことで、症状を落ち着かせることができます。気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

一般皮膚科

水虫

水虫(足白癬)について

水虫(足白癬)は、白癬菌(はくせんきん)と呼ばれるカビ(真菌)が皮膚に感染することで起こる病気です。足の指の間や足の裏などに、かゆみ、皮むけ、赤みなどの症状がみられます。放置すると広がったり、繰り返しやすくなるため、早めの治療が大切です。

足の指が痒い様子
このような場合はご相談ください
  • 足の指の間がかゆい、皮がむける
  • 足の裏が白くふやけている
  • 小さな水ぶくれができている
  • 足の裏がガサガサしている
  • 市販薬でよくならない
  • 毎年同じ時期に繰り返す

水虫の主な種類

趾間型(しかんがた)

足の指の間に起こるタイプで、皮がむけたり、白くふやけたり、かゆみを伴うことが多いです。

小水疱型(しょうすいほうがた)

足の裏や土踏まずに小さな水ぶくれができ、強いかゆみを感じることがあります。

角質増殖型

足の裏全体が厚く硬くなり、かさつくタイプです。かゆみが少ないこともあり、気づきにくい場合があります。

爪白癬

爪が肥厚したり、黄色く変色したりします。

原因と感染のしくみ

水虫は、白癬菌が皮膚に付着し、角質に入り込むことで感染します。

  • 高温多湿の環境
    靴の中は蒸れやすく、白癬菌が増えやすい環境です。
  • 公共施設の利用
    温泉、プール、更衣室などで感染することがあります。
  • 足の清潔不足
    汗や汚れが残ると感染しやすくなります。

治療について

水虫の治療では、白癬菌をしっかり除去し、再発を防ぐことを目的に行います。症状やタイプに応じて治療を選択します。

水虫の治療

主に抗真菌薬の外用薬を使用します。外用薬にはクリーム・液体・軟膏などの種類があり、症状や患部の状態に応じて適切に使い分けます。
白癬菌は、見た目に症状がない部分にも潜んでいることが多いため、足の指の間だけでなく足裏全体にしっかり塗ることが大切です。
また、症状が治まった後も白癬菌が残っている場合がありますので、自己判断で中断せず、根気よく治療を継続しましょう。

爪白癬の治療

爪白癬の治療は、足白癬と同様に抗真菌薬の外用薬を使用します。
ただし、爪が厚くなっている場合や硬く変形している場合には、内服薬による治療を行うことがあります。

再発・くり返しについて

水虫は治ったように見えても、皮膚の中に菌が残っていると再発しやすい病気です。医師の指示通りに治療を継続することが大切です。

周囲への配慮について

水虫は人から人へうつることがあります。家庭や共同生活では次の点に注意しましょう。

  • タオルやスリッパの共用を避ける
  • 足を洗ったあとはしっかり乾かす
  • 床やマットを清潔に保つ

日常生活での注意点

  • 毎日足を洗い、よく乾かす
  • 通気性のよい靴や靴下を選ぶ
  • 同じ靴を連日履かない

水虫はきちんと治しきることが大切です

水虫は適切な治療を続けることで改善が期待できます。途中でやめてしまうと再発しやすいため、気になる症状があれば早めにご相談ください。

おむつかぶれ

おむつかぶれについて

おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)は、おむつの中が蒸れたり、尿や便が皮膚に触れたりすることで皮膚が刺激を受け、赤みやただれが起こる状態です。乳幼児に多いものの、介護が必要な方や排泄ケアが必要な方でもみられます。早めにケアすることで悪化を防ぎやすく、皮膚の状態に応じて治療が必要になる場合もあります。

おむつをはいている赤ちゃん
このような場合はご相談ください
  • おむつが当たる部分が赤い
  • 皮膚がヒリヒリして痛そう・かゆそう
  • ただれや小さなブツブツが出てきた
  • じゅくじゅくしてきた、しみる
  • 広がってきた、何度も繰り返す
  • 市販のケアをしても良くならない

症状の進行と経過

おむつかぶれは、皮膚への刺激が続くことで次のように進行することがあります。

  • 赤み・乾燥
    おむつが当たる部分に赤みが出たり、カサつくことがあります。
  • ヒリヒリ・かゆみ
    刺激でしみたり、かゆみを訴えることがあります。
  • ただれ・じゅくじゅく
    炎症が強くなると、皮膚がただれて湿った状態になることがあります。
  • 二次感染の併発
    皮膚のバリアが弱ると、カンジダなどが関与して症状が長引く場合があります。

原因と悪化しやすい要因

おむつかぶれは、皮膚が湿った状態になりやすいことに加え、尿や便の刺激・摩擦が重なって起こります。次のような要因で悪化しやすくなります。

  • 蒸れ(高温多湿)
    おむつの中が湿った状態が続く
  • 尿や便の刺激
    便の消化酵素などが皮膚を刺激することがあります
  • 摩擦
    拭き取りやおむつのこすれで皮膚が傷つきやすくなります
  • おしりふきの成分
    おしりふきに含まれるアルコールや香料などが皮膚に影響を及ぼすことがあります

おむつかぶれの治療

治療は、炎症を抑えて皮膚を保護し、悪化要因(蒸れ・刺激・摩擦)を減らすことが基本です。皮膚の状態に合わせて薬を使い分けます。

  • 保湿剤
    ワセリンなどで皮膚を保護して、刺激を減らします
  • ステロイド外用薬
    炎症が強い場合、症状を早く改善するためにステロイド外用薬を使用します
  • 抗真菌薬
    カビを抑える治療です。カンジダ感染がある場合に使用します
  • ジュクジュクしている場合は、亜鉛華軟膏なども併用します

くり返しやすい場合について

おむつかぶれは、下痢が続くときや汗をかきやすい季節、排泄ケアが必要な状況などで繰り返すことがあります。繰り返す場合は、皮膚の状態が安定しにくくなっていることもあるため、ケア方法の見直しや、別の原因(感染など)が隠れていないか確認することが大切です。

ご家庭・介護の場でのケアのポイント

おむつかぶれの予防・改善には、皮膚への刺激を減らし、乾いた状態を保つことが重要です。次の点を意識しましょう。

  • 排尿・排便後はできるだけ早くおむつを交換する
  • 強くこすらず、押さえるように優しく拭き取る
  • 可能であれば、ぬるま湯で洗い流してよく乾かす
  • 保護剤を活用して皮膚を守る

日常生活での注意点

  • おむつやパッドのサイズ・素材を見直す(蒸れやすい場合)
  • 下痢が続くときは早めに相談する
  • 肌が弱い場合は、刺激の少ないケア用品を選ぶ

おむつかぶれは早めのケアが大切です

おむつかぶれは、蒸れ・刺激・摩擦が重なることで悪化しやすい状態です。早い段階でケアを整えることで、症状が落ち着きやすくなります。赤みやただれが続く場合は、無理せずご相談ください。

水いぼ

水いぼ(伝染性軟属腫)について

水いぼ(伝染性軟属腫)は、ウイルス感染によって起こる皮膚の病気です。つるっとした小さないぼ状の発疹がみられ、主に乳幼児や小児に多く発症します。かゆみや痛みは少ないことが多いものの、掻いたり触ったりすることで数が増えたり、周囲に広がったりすることがあります。

水いぼの発症例
このような場合はご相談ください
  • 小さなつぶつぶが皮膚にできている
  • つるっとしたいぼが増えてきた
  • 掻いたあとに数が増えている
  • 兄弟や周囲に同じ症状の人がいる
  • なかなか治らず心配
  • 見た目が気になる

原因と感染のしくみ

水いぼは、水いぼウイルス(伝染性軟属腫ウイルス)による感染症です。

  • 皮膚への接触
    直接触れたり、タオルなどを共有することで感染します。
  • 掻き壊し
    掻くことでウイルスが広がり、別の部位に増えることがあります。
  • 皮膚のバリア低下
    湿疹や乾燥があると感染しやすくなります。

水いぼの対応

水いぼの治療方針は、年齢や症状の程度、数などを考慮して決定します。必ずしもすぐに処置が必要とは限らず、経過をみる場合もあります。

経過観察

症状が軽く、数が少ない場合には、自然に治るのを待つことがあります。

治療

  • 摘除術
    専用のピンセットで水いぼを1つずつ摘み取る、最も一般的な方法です
  • 液体窒素療法
    -196度の液体窒素でいぼを凍らせて除去します

外用薬(貼り薬)

スピール膏を細かく切って水いぼに貼る方法です。
手間と時間はかかりますが、かなり効果的な方法です。

自然に改善することはある?

水いぼは、体の免疫がウイルスに反応することで、時間とともに自然に消えていくことがあります。個人差はありますが、数か月から1年以上かかる場合もあります。

周囲への配慮について

水いぼは接触によってうつることがありますが、過度に制限する必要はありません。日常生活では次の点に注意しましょう。

  • タオルや衣類の共用を避ける
  • 掻き壊さないよう爪を短く整える
  • 患部を清潔に保つ

子どもでの注意点

水いぼは幼稚園や保育園、小学校などでみられることが多い疾患です。登園・登校やプール参加については、症状の程度に応じて相談しながら判断します。

日常生活での注意点

  • 掻いたり潰したりしない
  • 皮膚の乾燥を防ぐ
  • 入浴後は清潔なタオルを使う

水いぼは経過をみながら対応します

水いぼは自然に治ることも多い皮膚の感染症です。症状や生活状況に合わせて、無理のない対応を行います。不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

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男性も女性も、
気軽に相談できる場所


JR、名鉄刈谷駅直結、名鉄イン2階の通院に便利な立地にある【刈谷駅あさのクリニック】です。 診療科目は、泌尿器科・皮膚科・美容皮膚科・内科。男性・女性を問わず通院しやすい環境づくりを大切にし、一般診療から美容医療まで幅広く対応します。男性器形成や婦人科形成、メンズヘルス(テストステロン)、薄毛治療、性感染症(性病)など、デリケートなお悩みにも配慮した診療を行い、安心してご相談いただけるクリニックを目指します。

CALENDAR

8

AUGUST

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1
2 3 4 5 6 7 8
9第2日曜
診療
10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20村田Dr
17-19時
21 22
23第4日曜
診療
24 25 26 27 28 29
30 31

※第2・第4日曜は診療しております

刈谷駅あさのクリニック

INFOMATION

                                                                                                                                   
10:00 ~ 13:00
13:30 ~ 15:30
16:00 ~ 19:00
                               

◎=自費診療/手術
※=第2・第4日曜日は診療

〒448-0858
愛知県刈谷市若松町1丁目72刈谷駅直結 名鉄イン2FMAP

TEL:0566-91-0573

FAX:0566-93-8034

名鉄刈谷駅/JR刈谷駅

名鉄刈谷駅

JR刈谷駅

直結
駐車場

提携駐車場:
隣接の名鉄協商パーキング

FEATURE

泌尿器、皮膚科、美容皮膚科、内科と幅広く対応

当院では、性別関係なく、男性・女性それぞれの泌尿器科診療にも対応しており、幅広い年齢層のお悩みにお応えしています。
皮膚科では、湿疹やニキビなどの一般的な保険診保険治療に加えて、お肌に関する美容治療も行なっており、美容と機能の両面からサポートいたします。
泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科、内科と幅広く扱うことで、複合的なお悩みにも一つのクリニックで対応が可能です。

クリニック受付

日本泌尿器科学会認定専門医

私は、日本泌尿器科学会認定の専門医として、これまで名古屋大学附属病院や愛知医科大学病院などの総合病院で多くの患者様を診療してまいりました。その中で培った豊富な経験と専門知識を活かし、地域の皆様に質の高い医療を提供したいと考えています。

泌尿器科疾患全般に対し、専門医ならではの視点で的確な診断を行い、患者様一人ひとりに最適な治療をご提案します。

診察室

美容クリニック院長歴任/
豊富な皮膚科保険診療の実績

私は美容クリニックの院長として培った高度な技術を活かし、医学的根拠に基づいた質の高い美容医療を提供しています。

同時に、皮膚科クリニックでの豊富な実務経験も持ち合わせており、日常のお悩みに対する「保険診療」もしっかりと行えるのが当院の強みです。保険診療から自由診療まで、培った多彩な経験で皆様の健やかさと美しさをサポートいたします。

院長

内科専門医による診察

当院では、泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科に加えて内科専門医が非常勤として勤務しております。
専門的な知識と幅広い診療経験を生かし、風邪などの日常的な体調不良から、健診の相談まで幅広く対応いたします。
ご家族皆様で通っていただけるかかりつけ医としてお役立てください。

内科医の女性

デリケートなお悩みも、専門医が完全個別対応

誰にも相談しにくいお悩みこそ、当院にお任せください。
男性器形成、婦人科形成、ED治療、薄毛治療、性感染症(性病)治療などプライバシーを最優先した診療を徹底しております。
医師やスタッフの性別や、診察時間帯のご希望も柔軟に承ります。1人で抱え込まず、安心して当院へご相談ください。
Instagramやライブ配信、LINEでも匿名の質問を受け付けております。お気軽にご相談くださいませ。

受付カード手渡しシーン

MEDICAL

泌尿器科

泌尿器科というと、
男性が通うクリニックと思うかもしれません。
当院は男性だけでなく、
女性も安心して通えるクリニックです。
気になる症状がございましたら我慢せず、
お気軽にご相談ください。

皮膚科

刈谷駅あさのクリニックでは、
保険治療と自費治療を行っており、
患者様と相談しながら
適した治療方法を
ご提案しながら治療を行います。

美容外科

美容外科

  • 男性器美容
  • 婦人科形成

内科

内科では、風邪や発熱、腹痛などの
急な症状から、
高血圧・糖尿病・脂質異常症といった
生活習慣病まで幅広く対応しています。
症状の原因を丁寧に見極め、
必要に応じて専門医療機関への紹介も行います。
地域のかかりつけ医として、
健康管理や病気の予防にも力を入れ、
患者さま一人ひとりに合わせた
きめ細やかな診療を大切にしています。

採用情報 Recruit

刈谷駅あさのクリニックでは一緒に働いてくれる
スタッフを募集しています。

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