ケジラミ

【ケジラミ】

毛じらみ(ケジラミ症)は、陰部などの体毛に「ケジラミ」という寄生虫が寄生することで起こる性感染症の一つです。主に性的な接触による直接的な皮膚・毛の接触で感染します。感染すると、寄生したケジラミが吸血することで強いかゆみが生じることがあります。

感染していてもすぐに症状が出ない場合があり、本人が気づかないうちにパートナーへ感染を広げてしまうこともあります。また、陰部だけでなく、わき毛や胸毛、太ももの毛などに寄生することもあります。

当院で行う検査

まずは問診で、かゆみの程度や症状が出始めた時期、パートナーの感染状況などについてお伺いします。

そのうえで、必要に応じて患部を確認し、毛や皮膚にケジラミや卵(卵殻)が付着していないかを確認します。

視診による確認

陰部などの体毛を確認し、ケジラミの成虫や幼虫、毛に付着した卵などの有無を確認します。

毛じらみは非常に小さいため、肉眼だけでは確認が難しい場合もあります。症状や患部の状態を総合的に判断して診断します。

治療方法

ケジラミを駆除するための外用薬などを使用します。使用方法や使用期間については、症状や感染部位に応じてご案内します。

治療後も卵が残っている場合があるため、決められた方法で治療を行い、必要に応じて再度確認することが大切です。

また、感染している可能性のあるパートナーについても同時に検査・治療を行うことが重要です。どちらか一方だけが治療した場合、再び感染する可能性があります。

受診の目安

次のような場合は、一度受診ください。

【男性・女性共通】

・陰部に強いかゆみがある・陰毛に白っぽい粒状のものが付着している・陰毛の根元付近に虫のようなものが見える・夜間に陰部のかゆみが強くなる・パートナーが毛じらみと診断された・性的な接触があり、毛じらみへの感染が心配

毛じらみが疑われる場合

毛じらみは、強いかゆみが主な症状ですが、感染していても症状が目立たない場合があります。

また、かゆみの原因は毛じらみ以外にもさまざまなものがあります。気になる症状がある場合は、自己判断せず早めにご相談ください。

早めの受診が必要な場合

パートナーが毛じらみと診断された場合や、陰部の強いかゆみが続いている場合は、感染の有無を確認するためにも早めの受診をおすすめします。

毛じらみと診断された場合は、再感染を防ぐため、パートナーについても検査・治療をご検討ください。

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